トイレのリフォーム

最近、和式トイレから洋式トイレへの変更工事のご依頼が良くあります。ありがとうございます。

和式トイレから洋式トイレへの変更時に大きな問題になるのは、部屋の大きさです。

和式トイレより、洋式トイレの方が広いスペースが必要です。和式トイレの場合部屋の間取りは、巾が3尺×奥行きが4尺※(900×1200)が多いのですが、この部屋のサイズで通常の洋式トイレを設置するのは、正直困難です。普通の洋式トイレを設置する為には、3尺×6尺(900×1800)以上が好ましいです。最低でも、3尺×5尺(900×1500)は必要です。

お部屋の大きさが小さい場合は、お客様が長く、その家に住まれる場合は部屋を作り直して大きくする為、リフォームにかかる費用が割高になります。

ただ、ご高齢なお客様のお家でとにかく早急に安価に洋式にしたい場合は、狭い部屋でも設置ができる角付設置型等もございます。

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上記の写真のタイプが角に設置するタイプのものです。実際に私が設置しました。見た目的には、あまり良くないですが、使用に関しては問題ありません。

トイレのリフォームをお客様がされる際の注意点は、リフォームを依頼する会社がどういった会社か?です。

実はトイレのリフォームは非常にトラブルが多いのです。排水不良や水漏れなどがリフォーム後に多々見られます。

批判する訳ではありませんが、ホームセンターやリフォーム会社は下請け施工が多いことと、コスト削減の為に、工期(人件費)を短くした手抜き工事が見受けられます。

トイレのリフォームをご依頼する際は、行政の指定工事店かどうかをチェックして下さい。弊社は、一宮市の給排水の指定工事店です。ホームセンターやリフォーム会社はどうでしょうか?

和式トイレは一回の洗浄水量が10リットル以上あります。最近の洋式トイレは節水タイプが多く、洗浄水量が4リットル程度しかない物も出てきました。一回の使用で一円くらい水道代が節約できます。月にすると300円でしょうか?が、私はこの節水タイプのトイレはあまりおすすめしません。おすすめしないと言っても節水タイプが標準になりつつあるのですが…。

なぜかと言うと、外部の排水配管が和式トイレでは問題なくても、節水型の洋式に変更した後、洗浄水量が足りなく汚物が停滞し、つまる事があるからです。また、単独処理浄化槽の場合は、希釈水量が少なくなり固形物の割合が多くなる為、浄化槽内の処理がうまくいかなくなり清掃(汲み取り)頻度が高くなります…。

というようなこともありますので、ご注意いただきたいです。

一宮市内でトイレのリフォームをご検討の際はよろしくお願いします。ウォッシュレットの取り替えもおまかせ下さい。