必然

2025年には、全国のコンビニに無人レジが、導入されるそうです。

というか、無人レジを導入しなければ、やっていけない…。のです。

これからは、労働者人口が激減していきます。少子化で、コンビニ等の夜間業務を支えていた、学生アルバイトもどんどん確保が難しくなるでしょう。

すでに、多くの企業が、これからの将来を予測して、無人化をすすめています。但し、これは、体力がある大手企業の話です。体力のない中小企業は無人化より人の確保に走ります。働く人が少なくなるのに、人を探しても、なかなか見つかりません…。厳しい現実です。

人手不足の負の連鎖は、求人広告をかけて人が入っても、すぐに辞めてしまう事にあります…。なぜなら、求人をかけると言う事は、人が足りていないということです。人が足りてない職場=忙しいのです。というか、仕事量が多くキツいのです…。だから、人が辞めていきます。それを見た、既存の社員まで、会社の将来に不安をいだき、会社を辞めていきます…。

人手不足がすごく騒がれるようになりました。ただ、これは10年くらい前から、真剣に世の中の将来について考えていれば、当たり前に、予想出来た事です。私は、何年も前から、少子高齢化により、人の確保が難しくなると、まわりの企業の方々に拡散していました。その頃は、他人事でみなさん笑っておられましたが、今は、みなさん、人の確保の為に奔走しています。

経営者にとって大切な事は、会社をまもる事です。社員とその家族の生活をまもる事です。言うのは簡単ですが、とても難しい事です。

これからは、多くの企業が消えていく時代に突入します。

高度成長期には、考えられなかった世の中になっていきます。

次の10年後に何が起こるのか、常に社会の将来について頭をフルに回転させて経営をしなくてはなりません。現在起きている社会問題に現在困窮しているようではすでに手遅れです。

社長にとっての重要な仕事は、未来の予想だと私は思います。大変な事です。

だから、頭がハゲるのです…。