かせぐ

金曜日の経済新聞に伊藤忠商事さんの広告が掲載されておりました。なるほどな。と思わされます。商売とはこうあるべきなのでしょうね。

「かせぐ」

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新聞広告〈コーポレートメッセージ〉

総合商社において、商人になる者はまるで走るために生まれた駿馬(しゅんめ)のように、根っから稼ぐことが好きであるのが望ましい。

よく稼ぐ商人に必要なものは「勘」という説もあり。
なぜなら商いは、相手を瞬時に見抜く目にかかっている。
その場の趨勢(すうせい)を読むちからにかかっている。したがってまずは自分の勘を信じること。
いつも本能を研ぎすませ、経験に基づいた読みを大切にすること。

とにかく一生懸命コツコツと、
小さな成功体験を積み重ねた先にある勘は、
科学でもうまく説明できない説得力がある。

今日はどこで商売しようか。
何が売れるだろう。どう工夫しよう。
ひたすら力をつくすこと。心を砕くこと。

伊藤忠商事が掲げる商いの三原則『か・け・ふ』。
それは「 稼ぐ・削る・防ぐ」を意味しています。
稼ぐは商人の本能。削るは商人の基本。防ぐは商人の肝。
その3つが支え合って成立するものです。
次回は「けずる」をおとどけします。

ひとりの商人、無数の使命 伊藤忠商事