北海道からのお便り。

北海道から、お便りが届いた。

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なぜ、弊社に届いたのか不思議なのですが…。

ちなみに、愛知県でこの平方メートル単価だったら間違いなく買ってます。

北海道の沼田町さん。すごい努力です。その努力を裏返すと、おそらく、人口減少による危機にさらされているのでしょう。

愛知県では、他人事だと思う方が多いでしょうね。しかし、28年度の日本の人口の減少数は30万以上なのです。全国で30万か〜。くらいにしか思っていないかも知れませんが、一宮市の人口は38万くらいです。大げさな言い方をしますと一年で一宮市の人が消えた訳です。

人口減少は、今後、急激に加速します。愛知県や関東は、人口減少のスピードは緩やかです。しかし、それ以外の土地は、凄まじいスピードで人口が減少していきます。

そこで、人の取り合いが始まっている訳です。企業誘致をする事により、仕事と人を自分たちの街に呼ぶのです。正直、市町村ごとの醜い争いです。

これからは、申し訳ないですが、都市型にならざるを得ません…。土地が安価だからと言って、それを売りにして、田舎を宅地化しては行けないのです。

日本の人口減少は避けられません。水道、ガス、電気、企業は分散していては不効率です。

自分たちの住んでいる街単位で人の取り合いをしている場合ではないのです。

一宮市も同様に、本来なら家が建たない土地価格の安価な調整区域に、どんどんと建売が建っていきます。そして、若者を一宮市に惹き寄せようとしています。

我が街だけが、助かればよい…。そういう考えでは、私はいけないような気がします。

これから、5年、10年と時が経つにつれて、人口減少、高齢化の問題は、日本のとても大きな問題となります。

本当に困窮している地域の人しか、この問題に気づいていません。

日本は、少子高齢化と人口減少について、国単位で、真剣に考えなければいけない時がきています。

大人は、次の世代、子供たちの為に、行動しなければいけません。

市町村ごとに、人の取り合いをしている場合ではないのです。