人工知能との戦い

少子高齢化により、なくなる職業が事務職と言われています。

事務職の仕事は、今流行りのAI(artificial intelligence 人工知能)に代わって行くことが予想されます。

近い将来亡くなると予想されるのは、銀行員、証券マン、会計士、レントゲン診断などの職です。

人口減少に対応するというよりは、実際には、人件費の削減のような気がします。

まだまだ先の話だと思われるかも知れませんが、かなり早い段階で大手企業は人件費削減の為にAI化を、進めて行く事が予想されます。

東京には、すでにペーパーレス銀行があります。そもそもATMがある為、窓口を利用される方は少ないのではないでしょうか?

ゴールドマン・サックスという、アメリカの大きな投資銀行は、トレーダー600人をAIに切り替え、現在トレーダーは2人しかいないそうです…。

保険会社では、保険料の算定のAI化が始まっています。

病院も今後、患者の診断にAIを用いる事になります。レントゲンの診断などは、すでに人間よりAIの方が優れているそうです。

AIは、自己学習機能があり、どんどんと賢くなっていきます。

囲碁の世界チャンピオンがAIに負けました。もう人間の頭脳はAIに勝てないのです。

頭を使う仕事は、AIに代わって行きます。体を使う仕事も先々はAIを搭載したロボットに代わるでしょう。

労働する必要が、無くなった時、人のライフスタイルはどう変わるのでしょうか。貧富の差はなくなり平和になるのでしょうか?

もともと人は農業が仕事でした。農業の機械化が進み、農業に従事していた人々が工業にスライドしました。そして、工業がロボット生産化され、サービス業につく人が増えました。次はサービス業の中でAI化により人の手を離れる職種が出てきます。AIより頭脳が劣り、ロボットより生産性が低い人に次の仕事はあるのでしょうか?

ただ、人には、今のところロボットやAIにはない、感性や表現力があります。

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ひばりと寝ジャカのポスター。こんなデザイン表現力こそ人に秘められ力です。これからは、こういった事をする能力や感性のある人が輝く時代になるのではと思います。