スズメバチより大きな問題

車イスの女性がスズメバチに襲われ救助が遅れ亡くなられたとインターネットのニュースで拝見しました。ご冥福をお祈りします。

弊社もスズメバチ駆除をしております。スズメバチの怖さはもちろん知っております。

ニュースのスズメバチばかりに目がいきますが、スズメバチより大きな問題があります。

今回のスズメバチの栄巣場所は空き家であったという事です。

スズメバチの巣が空き家でなければ、小さな段階で見つかり駆除されていたでしょう。

ひょっとしたら、そこにスズメバチの巣があるのは分かっていたが、空き家であっても不法侵入となる為、駆除ができなかった可能性もあります。

今回の空き家は、短期間の空き家か、長期に渡っての空き家かはわかりません。

しかし、全国的に、空き家は急増します。空き家を放置しますと、今回のようにスズメバチはもちろんのこと、アライグマやたぬきのすみかとなります。

空き家だけでなく、放置された、雑種地等も同様です。

少子高齢化を迎える日本は、近い将来、空き家だらけになります。

一宮市ですら空き家はたくさんあります。一宮市よりも、もっと田舎な東北地方等では、空き家だらけで集落が消滅しかけています。

少子高齢化により、様々な大きな問題が発生します。

目を背けてはならない問題であり、真剣に取り組まなければなりません。全国の市町村が生き残りをかけて、住民サービスの向上等で醜い争いをしています。最後に勝つのは経済力があり人口の多い都市でしょう。移住が可能な若者は良いですが、都会に住み慣れない高齢者は田舎に踏みとどまります。田舎が姥ステ山になって行きます。

収入が多い都市部での税収を、田舎で暮らす高齢者にベーシックインカムをする事なども検討が必要な気がします。

ちなみに、最近できた寄せ集め集団がベーシックインカムと騒いでますが、高い志しを持っていないただの寄せ集め集団にならない事を期待します。