関心をもつ

私は、環境衛生に従事する者です。

だから、あらゆる環境問題を多く勉強します。当たり前の事ですが…。

日本の新聞とマスコミは、正直くだらない政治批判を繰り返し、ひょっとしたらゴシップじゃないかと思えるような、疑わしい記事まで掲載するばかりで、真剣に世の中に対し発信していかなければならない情報が全く得られません…。特に、残念ながら地元の新聞紙は見るに耐えれません…。地元の新聞しか見ないと、思想が偏りとても危険です…。

それにひきかえ、世界の国際ニュースを見ると、もっと大きな様々な問題が掲載されており、目が釘付けになります。

本題に入りますが、AFPのニュースからです。フィリピンの首都マニラのスラム街を流れる川は、今、廃棄物に汚染されており、大変な状況です。

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家の間を流れる川は、ゴミで水面が見えません。異常な光景です。

日本は、素晴らしい国です。地方自治体が法律の中で廃棄物の処理責任があり、貧富の差がなく、仮にスラム街であったとしても、公共サービスの一貫として廃棄物の収集を行っているからです。一般廃棄物(家庭から出るゴミ)の処理は、経済性よりも確実な履行が必要だと法律でうたわれています。その結果が、きれいな日本です。一般廃棄物の処理は、きれいな環境を維持する為にとても重要です。逆に劣悪な環境は、病気につながるだけではなく、生態系まで変化してしまいます。生態系の変化は、巡り巡って、人にも大きな影響をおよぼします。

こういった環境に関する問題に、もっともっと関心をもたなければならない気がします。

日本には、フィリピンの人が多く仕事に来ています。特に介護関係で働く女性は多く、これからの日本を支えてくれる大切なパートナーです。これから日本は少子高齢化による急激な人口減少で、世界の各国からの働く人を集めなければ、今の経済水準、生活水準は維持が困難です。フィリピンをはじめとした、日本に来てくれている人の国が抱える問題も自国同様に関心を持って取り組む必要もある気がします。

大手の企業は、これから日本で多くの外国の人を労働者として迎え入れなければなりません。日本が人口減少し経済的に困窮する前に、企業の内部留保を将来のパートナーである外国の支援に使いパートナー国でのイメージアップこそ必要じゃないかなと思います。自分の国を綺麗にしてくれる企業の為なら、海を渡って、働きに来てくれるはずです。

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犬は、この光景をどう思っているのでしょうか?

人間の存在は、他の生物から見れば、地球を破壊するガンです…。

自分たちさえ良ければ良い…。そんな考えで、あと何年、私達の親である地球は持ちこたえれるのでしょうか…。