町中でよく見かける家電類の無料回収、何月何日に、家の前に置いておけば、無料で回収しますっていうチラシがポストに投函されてることありませんか?
今朝の新聞にも、名古屋港のリサイクル家電ヤードの火災の記事が載っておりました。最近、頻繁に、こういったリサイクル家電ヤードで火災がおきています。
なぜかというと、管理がずさんで、乾電池の廃液やら、いろんなもんが、混じって自然発火をしてしまうからです。まあ、無料で回収したものに、そんなに管理にお金はかけられないですね。この火災の消火費用は、もちろん私達の税金です。
港に集まった、リサイクル家電類、行く先はもちろん海外です。中国を始めとした様々な国に輸出されているわけてすが、お金になる部分だけとって、いらない部分は、不法投棄という状況だと言われております。
国内での、適正なルートによるお金がかかるリサイクルは、細かく分別され、かなりのリサイクルをいたします。もちろん、しっかり管理され火がでることもございません。
物を買うとき、あまりに安いと心配になることがありますよね。しかし、物を捨てるとき、あまりにも安くても、自分の手から離れてしまうので、なんの不安もありません。
無料で回収して貰ったごみの一部が、日本ではなく、他の国で、不法投棄をされている、結果として地球の環境を汚しているとは、ほとんどの方が気にもしていません。
なぜ無料なのか?買うときだけでなく、捨てるときも、よく考える必要があるのでは?