本日は、一宮自家用自動車組合の総会に出席させていただきました。
この組合ですが、発足は昭和21年で、今年で70年を迎えます。
発足時は、車の燃料や、消耗品であるタイヤは、お店で売っているわけではなく、国からの支給品でありました。この支給品を適正に管理し販売するのが、自家用自動車組合の仕事だったそうです。
今は、何をやっているかと言うと、安全運転に対する啓蒙活動と車庫証明の調査等です。
本日、一宮警察署の署長さんが、来賓としてご挨拶されましたが、愛知県は常に交通死亡事故の3本指に入ります。
実は、愛知県は、自家用自動車の登録台数が全国の都道府県のなかで、ダントツに多く、400万以上なのです。二番目に多い埼玉県は310万程度です。さらに言うなら、最下位の鳥取県は愛知県の十分の一以下の30万代です…。
車両台数から考えると愛知県の交通死亡事故件数が上位にくるのは当たり前なことなのかも知れません。
が、当たり前と考えるのもどうかと思います。警察署長さんが、交通死亡事故の本質について語っていただきました。朝、「おはよう、行ってらっしゃい」と伝えた最愛の人(友人、恋人、配偶者、子供、家族)が、突然に無言の帰宅を迎える、当たり前の日常的が崩れてしまう。それが交通死亡事故なのです。
愛知県、車の保有台数を分母に交通死亡事故を検証すると、実は死亡事故が少なく、死亡事故が少ないベスト5にはいる県なのです。
しかし、ハンドルを握る時は、好きな人の手を握るよりも、もっと、慎重に安全にハンドルを握り、事故を起こさないように気をつけた方が良いですね。