今朝は、岐阜にある伊奈波神社に行ってきました。
伊奈波神社は、岐阜市の稲葉山(金華山)の麓にある神社です。今の場所には斎藤道三が移したと言われています。
我々の祖先は揖斐・長良・木曽の三大川に恵まれ水の恩恵に浴したものの一方では、洪水に悩まされ洪水から守り稔り豊かな土地にする事が土地を治める者の最大の務めであり、「水を制する者は天下を制す」と諺があるように、水を制するには金を以て当てるというのが陰陽五行の信仰であり、この地方は特に金、水に関する地名も多く伊奈波神社は水を防ぐ信仰の神社でもあります。近年神徳を慕って家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全、土建、水利などの参拝が多いそうですよ。
ちなみに、稲葉山から明治くらいに金華山に名称が変わったそうです。
初夏に金色のドングリの花が一斉に咲く様子を見て、織田信長が「金の華が咲く山」「金華山」と呼んだとか…。
歴史を紐解くと面白いですね。