人手不足倒産という言葉が、経済新聞やネットでだいぶ騒がれるようになりました。
会社の人手不足は、少子高齢化による労働者人口の減少によるところが大きいことは、間違いありません。
しかし、もっと大きな原因は、仕事に関する考え方がかわりつつあるからです。
仕事が充実していれば、社員はやめません。仕事が充実していなくても、居心地の良い会社なら、社員はやめません。自分の時間がとれる会社なら社員はやめません。
人が来ない会社は、求人広告を出す前に、働く人たちの環境を改善する事から着手する方が無難です。
労働者人口が減少しても、豊富な人材確保できている会社もあります。
かなり多くの会社、中小企業の6割以上が、現在人手不足と感じているそうです。
人手不足と感じてからでは、実は遅いんです。人手不足になる事を予想して事前に準備をしていた会社は、とっくに人材を確保済みなのです。
また、人手不足の解消には、女性や高齢者の活躍が必要と言われておりますが、そこも、後10年で限界がくるように思われます。
実は有効求人倍率にしめる正社員の求人は、以外に低いのです。これが現実です…。