昨日は、伐採の現場をちょっと手伝いました。
ひと塊で1トンくらいある木の根を重機でトラックに積み込んで行きます。
やはり機械の力はすごいですね。これを人力でやろうと思ったら大変です。
中部衛生に重機があるイメージはあまりピンとこられないお客様が多いかもしれませんが、重機も運搬車両や特殊な車両、特殊な機械の保有率は一宮市内でもトップクラスだと思います。
様々な作業を自社施工で完結できるのが、弊社の強みです。
歴史的には、こういった機械が導入されるまでは、様々な仕事が人力でした。この機械化が産業革命です。
そして、これからは、AI(人工知能)とI・T(物をインターネットを利用して管理する)という、新たな産業革命が起こります。
産業革命は、産業技術が爆発的に進歩する事により、人の携わる仕事の内容、働き方が大きく変化します。
AIとI・Tが、これからの10年で一気に普及します。一見複雑な事務仕事でもAIで処理できるようになるのは、時間の問題です。
機械化という産業革命時に肉体労働者は仕事を失いました。そしてこれからのAI化は事務仕事を人から奪っていきます。人口減少時代の日本だからいいと思うかも知れませんが、かなりの仕事がコンピューターに奪われます。
銀行、証券、受付、小売業、トラックドライバー、会計士等、本当に様々な仕事が人の手を離れて行く事が予想されます。
これからの世の中は、機械化できてない肉体労働と、機械を調整する仕事、デザインや芸術等のセンスが必要な仕事しか残らないと言われています。
国は、働き方改革を進めていますが、裏を返せば、働き方改革を理由にAIやI・Tの導入をして人による仕事を減らせと企業にチャンスを与えているのです。今は、労働時間の減少だけですが、先々は事務仕事自体が無くなります。
国の進めている働き方改革で副業も推進しています。おかしいと思わないですか?一つの仕事で残業を抑制して、空いた時間で他の仕事をしなさい…。
というか、残業代を当てにして、住宅ローンを組んでた人は、副業しないと住宅ローンを返せないのです…。
実は、こういった世の中の流れを、将来を真剣に考えた結果、都会から田舎に生活の場所を移し、贅沢をせずに農業をはじめる若者が増えています。とてもスマートな選択です。
AIやI・Tにより、これからの社会は大きく変化します。
これからの時代を担う、若い世代は、私たちとは違う感覚を養わなければ生き残れない気がします。