選挙が終わりました。
日本国にとって明るい未来になる事を政権に期待します。
少子高齢化が、今回の選挙では、一つの争点となった気がします。
少子高齢化は確かに深刻な問題でもありますが、実は、少子高齢化でも問題は無いのです。
少子高齢化であっても、お金があれば問題ないです。
高齢者になっても、年金等の収入があり食べて行く事ができれば問題ないです。
しかし、この年金は、過去の積立と現役世代の年金だけでは足らない為、3割以上を国庫負担(税金)で補っています。このまま少子高齢化が進むと国庫負担をさらに増やす必要があります。
年金だけでなく、医療や生活保護費も含めて社会保障費が少子高齢化により増えて行きます。
もどりますが、少子高齢化になってもお金があれば問題ないです。問題なのは、国にお金がない事です。
国が1年に使う費用が、約100兆円弱です。この100兆円が税収だけでまかなえていれば問題ないですが、足らない為に、約35%は国債発行という名の借金でまかなっています。
国の現在の借金の総額は865兆円です。この借金の利子だけで、1時間あたり11億返済しています。
11億あれば、土地の買収費は別として、建物だけであれば、一般的な1学年3クラスの小学校が建てれるそうです。
今、国の借金は、雪だるま式に増えています。税収を増やすか、支出を減らすしか、財政の健全化はできません。
ただ、わかっていても、政権批判を恐れて改善できないのです。
借金だらけの異常な財政です。この問題を先延ばしにして、若い世代に押し付けてはなりません。
長期政権下において、財政健全化というイバラの道を抜け出す事を期待します。