今朝は、滋賀県甲賀市にある田村神社に、日本の平和、家内安全、社内安全を感謝してきました。
いつものように早朝に行ったので駐車場は貸し切りです。
国道1号線沿いにあるのですが、境内に入ると、その自然に圧倒されます。
境内はまっすぐに伸びた木々の静寂につつまれて、とても神聖な雰囲気です。
神社の脇を川が流れており、とても綺麗な景色です。
田村神社のご祭神「坂上田村麻呂公」は、平安初期の武人で、天性の才能に優れ、兵を用いるに神の如くであったと伝えられています。 恒武天皇・平城天皇・嵯峨天皇の三代に仕え、 その忠勲と蝦夷征伐等の功績は後世まで高く顕彰され、有史以来およそ匹敵するものはありません。 征夷大将軍に任ぜられたことは、あまりにも有名です。
田村神社は近江国(滋賀県)と伊勢国(三重県)の国境にあり、古来には都より伊勢へと参宮する交通の要衝でした。 言い伝えによると、「鈴鹿峠に悪鬼が出没して旅人を悩ましており、嵯峨天皇は坂上田村麻呂公に勅命を出してこれを平定させた」そうです。 旅の障害を取り除いて土地を安定させた坂上田村麻呂公の御遺徳を仰ぎ、弘仁3(812)年の正月、 嵯峨天皇は勅令を出して坂上田村麻呂公をこの土山の地に祀ったと言われております。
坂上田村麻呂公が鈴鹿峠の悪鬼を平定してよりのち、作物が実らず疫病が流行しました。 そのため、弘仁3年の正月に嵯峨天皇は詔を出し、坂上田村麻呂公の霊験を以て厄除の大祈祷が斎行されました。 これにより、坂上田村麻呂公は厄除の大神として崇敬され、その御神徳は厄除の祖神として崇敬されることとなりました。 また坂上田村麻呂公は、鈴鹿峠の悪鬼を討伐して交通の安全を保たれたことに加え、延暦年間には東北に出征され、これを平定されました。 その御神威により、交通安全の神様としても崇敬されています。
武士の英雄が神さまになった訳です。その功績により、この田村神社は、厄除けと交通安全にご利益があるそうですよ。