厳しい姿勢というと、何かに挑む時等の心の持ち方みたいに思われるかも知れませんが…。
そういう心境とは、全く関係なく、今日のお仕事(30分程ですが…。)は厳しい姿勢でした。
知り合いのお客さんの洗面台の混合水栓の取替です。
混合水栓の取替は、洗面台やキッチンの下にもぐって、仰向けになっての作業がほとんどです。
しかも、取り外し作業をする場所は、かろうじて手が入る程度の狭いスペースです。
手が大きく、あまり現場にでなくなり、デブッた私には、仰向けでの狭い場所での作業は、厳しい姿勢です…。(笑)
混合水栓の取替は、正直、きついんですよね。
だから、あえて自分でやります。
何故なら、得意で自信があるからです。今まで、すごい数の混合水栓や便器を取り替えて来たという実績があります。
仕事は嫌な仕事を逃げてばかりでは、上達しません。
自分の技術に自信がないと、適当なやれない理由をつけて、逃げます。それでは、いつまで経っても次のステージには上がれません。
嫌だな、苦手だなと思う事を、果敢にチャレンジして人は成長します。
やれない理由を作るのは簡単です。やれる方法を考えるのは面倒です。しかし、この面倒な事を繰り返す事により、人は成長します。
やれない理由を自分で作り、自分の能力の天井を低くしてしまう事は、もったいないことです。
何故なら、あなたのできない仕事は、あなた以外の人にまわるからです。
そして、あなたのできる仕事も、あなたのできない仕事(逃げた仕事)をやりとげた人にとられてしまいます。
信用というのは、過去の実績が大きいです。この人に頼めば、まちがいないという実績から成る信用です。
逃げてばかりでは、信用はできません。
リピーターがいないのは、どこかに問題があるのです。
おそらく、値段が高いか、信用を得られない…。
私は、自分に自信がある仕事は、他社に負けない金額で請け負います。
他社が2日かかる仕事が、私が1日で終わらせる自信があれば、人件費は半額になり、競争他社にも負けない金額でお客さんにお仕事をさせていただけます。
残念な事に、見積りというのは、見て積算して金額を出すという事です。
見積りをする人間の能力が高ければ、適正価格で仕事を請け負う事ができます。
見積りをする人間の能力が低ければ、自分の能力でかかる作業時間から積算する為、高額となります。その結果、仕事は高すぎて取れません…。
信頼というのは、日々の行動、そして、過去の実績から蓄積されます。
逃げない過去と現在が、将来の自分の姿に影響します。