都市伝説

有名な都市伝説の中で、我が社にもかかわる都市伝説が…。

バキュームカーのタンク内清掃は、高額アルバイト…。

という、都市伝説を聞いたことがないですか?

これ、都市伝説ですよ。

アルバイト代を払って入ってもらうという事はありません。

ちなみに、私も昔はよく入りました。

が、これ一宮中部衛生のバキュームカーが人が入れるだけで他の会社のバキュームカーは基本的に入れる構造になっていません。

弊社の4トン以上のバキュームカーには、他の会社のバキュームカーとは違いマンホールがついており、タンクの中に入る事ができます。

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これ、中部衛生仕様のバキュームカーの大きな特徴です。

バキュームカーの中に入り、タンクのメンテナンスができます。他の会社のバキュームカーにはあまりない大きなポイントです。

バキュームカーはタンクを真空にして汚泥を吸い、圧力をかけて排出します。実は、吸うのは得意なんですが、吐くのはそこまで得意ではないのです。

その結果、集合住宅の集中浄化槽等は、道路上のマンホール等から砂が浄化槽に流入する為、清掃時に砂も一緒に吸ってしまう事があります。というか、吸いやすいです。吸うのは良いのですが、比重の重い砂は吐いてもタンクから出てきません。通常バキュームカーは砂を吸うとタンクから砂を排出できないのです。※ダンプ式の強力吸引車(マルチパック・ダンパー)を除く。

砂が吐けないと、だんだん砂がたまり、タンクに積載できる汚泥の容積が減っていきます。タンクのゲージが示す数字より実際には吸えていないという事です。まぁ、僅かな誤差といえば僅かな誤差ですが…。

あと、タンクの下部に砂がたまっていると、砂が動きヤスリのような働きをして、早くタンクが痛みます。

というわけで、定期的にタンクの中に人が入り砂を掻き出せるマンホールが弊社のバキュームカーには付いています。中部衛生仕様です。

タンクに入れるのは、大型を除くと、この辺りでは弊社のバキュームカーだけじゃないでしょうか?

さらに、いろいろ弊社ならではの工夫があるのですが、マニアックなので説明のしようがありません…。

それくらいに、一宮中部衛生は、浄化槽清掃にこだわりがあるのです。

実は、上の方の写真は、他地域の同業者の社長さんが修理工場に入っていた弊社のバキュームカーを撮影してLINEでわざわざ送ってきてくれました。

同業者の方と仲良く情報交換ができる事はとてもありがたい事です。

競争は何もうみません。一般廃棄物は価格の競争、経済的な面よりも、環境衛生の保全の為に、価格よりも仕事の内容が重要です。決められた地域の環境衛生を責任を持って保全をする必要があるからです。

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