いよいよ年末

いよいよ年末だなという感じです。

年末は、予期せぬ事が置きやすいのが特徴です。

まず、我が家のエコキュートは壊れたまま。これが私にとって一番の悩みです。

続きまして、突然の仕事のオファーが多くなる事。

昨日は、緊急で水道の漏水工事に走りました。

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誤って水道管を破ってしまった建設工事業者さんが、自社とお付き合いがある水道業者等に何件もあたったが、全て断られてしまったそうです。

普段、付き合って仕事をいただいてるなら、何とかしろよ…。と思いますが…。昨今の人手不足&今回の現場状況だと逃げたいとこでしょうね。

そこで、回り回って弊社というか、私にたどり着きました…。

付き合いのない会社さんですし、さらに言うなら弊社は下請けは原則請けない体制なのて、普通は走らないんですが、世話になった人からの頼むから助けったってというご依頼はなかなか断りにくいものです。

急遽、現場を見に行き、こりゃ大変だと思い。社員に応援を依頼して、重機で掘削して、水道の漏水修繕作業をしました。

不断水で金属製の水道管の漏水修理です。重機や、水中ポンプを持っていない個人の業者では、対応がたぶん無理な修理…。

社員の協力があり、無事に治す事ができました。良かったです。

それにしても、こういう緊急仕事ですが、これからは職人不足で、頼んだら当たり前ですぐ駆け付けるという時代は終わりますよ。

これから、業者の数も減少していきます。人口の少ない町によっては、水道業者が一軒もない事になるかも知れません。

実は、日本人は頼んだらすぐ来ると思っている節があります。便利な世の中になれ過ぎて、わがままになっているのです。

本来、その日に仕事を依頼して、その日に駆け付けるという事は、当たり前ではないのです。

海外に住んでいる私の仲間からすると、日本は、何かあった時の対応はとても早く、さらに安いと言います。

ただこれは、私的には、あと10年したら変わるだろうなと思います…。

待てども、待てども、仕事に来てくれない…。となる予定です。

建設業界が若い職人を育ててこれなかった社会に問題があります。技術はすぐには継承できません。

タイトルには、いよいよ年末と書きましたが、職人にとってはこれからは毎日が年末のように忙しくなる気がします。職人不足は深刻です。

これからは、発注者よりも、仕事を請ける職人が強くなっていく時代なりますよ。