悲鳴をあげる

新しい年を迎え10日が過ぎました。

緊急事態宣言が都市部で出されはじめ、どうもまた、消費活動が停滞しそうです…。

これは、もう、悲鳴をあげる状況です。

じわりじわりとボディーブローを打ち込まれ、ダメージが蓄積されていきます。

購買力が低下し、計画していた事を先延ばしする人が増え、民間の仕事が年始から減少している事を感じます。

見積もりを提出させていただいたお客さまには、他社が仕事が薄いので、とにかく仕事をさせて欲しいと懇願されたというお話しを聞きました。

また、材料屋さんにも、年始から、仕事が薄い会社が増えていると伺いました。

もともと、二八、2月、8月は商売が停滞しやすい時期なので、そういう面で行くと、これから暖かくなり始める3月までは仕事が薄くなる事が予想されます。

仕事を確保する為に、低価格による受注に走る、経営者、営業の必死さがお客さまの話を聞いて想像できます。

ちなみに、私の担当している見積もり案件は、基本、受注率はかぎりなく100%に近いです。

と言う事で、他社の必死な営業は虚しく砕け散り、弊社でご契約を頂いている案件が多いです。

ただ、困った事に、見積もり相手の他社が、仕事が薄くとにかく仕事を作りたい様子で、私の作った見積もりよりかなり安い状況です…。同じ金額まで下げるという事は致しませんが、値引き交渉の材料とされてしっております。

お客さまには、安い方でやって貰えば良いですよ。と、伝えるんですが…。ありがたい事に、どうしても弊社が良いと言ってもらえます。

ただ、本当に仕事が薄くなってきているな…。という危機感はヒシヒシと伝わってきます。

経営者の私としては、どうやったら、仕事量を確保できるか?と言う事を試行錯誤している状況です。

失敗を恐れ何もやらない事が一番やってはいけない事です。

こういう時こそ、いろいろチャレンジができます。

 

頑張ります。