危機感を煽る事に意味はあるか?

新型コロナウィルスによる死者数は5千人近くとなりました。

怖いですか?

怖いですよね。

新型コロナウィルスには、なりたくないですね。

けど、これは、この数字しか知らなく興味がないからです。

新型コロナウィルスが騒がれる以前から、日本で1年間に肺炎でなくなる人の数は、約10万人です。

新型コロナウィルスの1番の死因である肺炎や血栓による死者数5千人より、普通に毎年、風邪等の悪化による肺炎で亡くなられる人は、その20倍の10万人いるのです。

とても不謹慎だとは思いますが、日本における新型コロナウィルスというのは、数字から読むとこういう事です。

新型コロナウィルスは、未知だから怖いのですが、未知ではなくなれば、普通に免疫が弱ければ、重篤になる流行性の病気です。インフルエンザや風邪と、そんなに変わらないという事です。無症状感染者が多く存在し、若者が症状が出ないから、新型コロナウィルスを恐れずに、新型コロナウィルスをばら撒いているという自粛警察が沢山存在します。

はっきり言いますが、若い方の1度しかない青春時代を、今の世の中は、残念ながら、握り潰してしまっています。

若い方が悪いのではなく、重篤化しやすい、高齢者や基礎疾患のある方が自発的に防御するのが正解であり、若い方の自由を奪うべきではないと感じます。

おそらく令和2年、日本人の人口は55万人程度減っているはずです。いつも言いますが、鳥取県の人口とほぼ同じです。どうですか?

新型コロナウィルスの5千と比較すると、100倍です。

どちらを騒ぐべきですか?

日本にとっては、若い方が新型コロナウィルスによる影響により行動を自粛し、恋愛もできず、アルバイトやパートが減り、経済的にも厳しくなり、家庭を子どもを持つことを諦める事の方が、社会的に見て大きな問題です。

目先の問題で、どんどんと給付金等も配布していますが、この先、どうなるか?よく考えると、普通にわかると思いますが、税収を増やすしかありません。取れるのは、若者を含む現役世代の人からです。時限爆弾です。

1年で約55万人の人口が減るなか、1年で65歳以上の高齢者人口は、30万人以上増えました。亡くなる人の数よりも65歳を迎える人の数が多いのです。

どうですか?新型コロナウィルスを恐れるなと言う訳ではありませんが、新型コロナウィルスよりも、人口減少と高齢化は、もっとスケールの大きな問題です。

今は、国民の3人に1人が高齢者です。しかしながら、この先この割合はもっと増えます。いづれは、2人に1人が高齢者となる時代も目の前に迫っています。

大きな社会問題には目を向けず、新型コロナウィルスという問題に対して危機感を煽るような世の中はどこか間違っている気がします。

けして、新型コロナウィルスを恐れるべきではないとは言いませんが、冬になり風邪が流行れば、亡くなる人も増え、高齢者や基礎疾患がある人は重篤化しやすいのは、今に、始まった事ではありません。これからの高齢化社会においてはもっと亡くなる方は増えますよ。

医療崩壊は、新型コロナウィルスという目先の問題ではなく、高齢化社会によりますます本来は厳しくなります。介護も同じくです。ただ、新型コロナウィルスという背景がなければそれ以外で亡くなる人の人数が圧倒的に多くても騒がれる事はないでしょうが…。

2月中頃になれば、新型コロナウィルスは減少し始めると思います。

そこまでは、この新型コロナウィルスに頭を悩まされるかと思うと、とても憂鬱です。