これからの会社に必要な事は、ブランディングです。
ブランディングって言うと、格好良く聞こえますね。
最近の新しい若い経営者の方は、ブランディングをとても意識しているように感じます。
社名であったり、社章であったり、キャラクターであったりですね。
ただ、若い経営者の方は、外見だけのブランディングを意識し過ぎて、中身が伴っていない、上辺だけのブランディングとなっており、外見のメッキが剥がれた時に、中身はガタガタだな…。と逆に悪い評価となってしまう事を見かけます。
ブランドイメージを実態に合わない綺麗な物にし過ぎると、実態とのギャップがあった時に、すごく評価が落ちてしまうのです。
ブランディングは、短期で構築するものではなく、自然体で時間をかけて、自然に、この会社はこういう会社なんだと認知される方が好ましい気がします。
ブランディングに限らず、急成長は、坂道が急過ぎて、体力が本当に備わっていないと、目的地につく前に、止まってしまいます。
ただ、これからは、ブランディングをしっかり意識して、世の中に認知される会社とならなければ生き残れないです。
これは、単に売上という問題ではありません。
一番影響するのは、求人です。
新型コロナウィルスの影響で、失業者が増えると言われているのに、実際には、中小企業には、人が集まらないのです。
大手企業は、50歳以上の賃金の高い従業員の人員削減のリストラをしつつ、若い方を、どんどん採用しています。
リストラをしてる反面、若い人を求人をする…。とてもブラックな大手企業…。
なんですが、若い人は、そんなブラックな大手企業を選ぶのです。
人が足らない中小企業ではなく、ブラックの大手企業が選ばれる。
これは、まさにブランディングによる結果です。
そこで働きたい。そう思わせるブランディングなんです。企業イメージですね。
やはり認知度の差なんです。
一生懸命に、求人活動に力を入れても、人はなかなか採用できないのです。仮に採用できても、上辺だけのブランディングでは、すぐにメッキが剥がれて、離職に繋がります。
中小企業が生き残るには、自然な偽りない姿を、認知していただく必要があるという事です。ここで、働きたいと思ってもらえる会社にならなければ生き残れないのです。