正論

正論というのは、あります。

しかし、正論は、あなたとっての尺度で相手にとっては、無理な事かも知れません。

というか、正論を突き詰められても、正論通りやれない人も、存在する訳です。

盗みは、駄目です。

これ、当たり前の正論です。

しかし、飯を食わねば死んでしまうような空腹状態にあり、お金がなかった場合、生きる為に、盗むという選択しか、頭に浮かばない人も、存在する訳です。

やれる人にとっての正論は、やれない人にとっては負担となります。

相手の立場にたって、考えないと、一般的には、正論であっても、シュチュエーションによっては、誤りとなる事もあります。

だから、自分が絶対的な正義ではなく、思った事を100%正しいと相手に訴えるのではなく、私はこうだと思う。私はこうした方が良い様に思う。

と、いった表現をする事をおすすめします。

人は、完璧ではないのです。

自分が完璧だと思うのは、良いことだと思いますが、私が短い人生のなかで、本当に完璧だと言う人は、今のところ見たことはありません。

完璧じゃないところが、人間ですからね。

完璧なら、感情のないロボットと変わりません。

不完全だから、人なんです。