わかっていることですが、災害が起きても、勝手には動けないのです。
瓦礫を素早く除去できるのは、解体屋なんですが、現場に入る事ができません。
要請なくして、動くことはできないのです。
たぶん、全国の解体屋が同じ想いではないでしょうか?
人命救助は、スピードが第一です。なので、多少荒くても、重機を投入した方が、絶対的に助かる命は多いのです。
それに、寸断した道を治すのも重機です。だから、災害初期には、重機を保有している建設屋と解体屋を最優先して被災地に入れるべきなんです…。
自治体の人力による応援が優先され、一番、活躍が期待できる建設業界が現場に入れないのです。
人命救助も、はっきり言いますが、大規模災害の場合は、マンパワーよりも、重機です。
だから、一番早く、土木業者や解体屋を、現場に投入するべきなんです。
こんな当たり前の事ができないのです。
とても、残念です…。
近隣の解体屋が一斉に集まれば、瓦礫の除去はあっという間に終わります。
命を救うために、これから先は、本当によく考えた方がいいです。
申し訳ないですが、倒壊した瓦礫を人力で除去するのと、重機で除去するのでは、時間が全く違います。
大規模災害が起きたとき、先頭に立つ人が正しい判断ができ、即座に、建設業界に応援を依頼できれば、インフラの復興も断然早いのです。
こんな当たり前の事ができない事は、非常に不愉快です。
何故かと言うと、本来救える命が救えないという結果になるからです。
ゴーが出れば、被災地に行くという準備は、できています。
が、ゴーがでません。
同じように、動けても動けない会社はおそらくたくさんあります。
災害復興は、政治です。
政治手腕が悪ければ、本来、助かる命も助からなくなるのです…。