ヒゲのおじさん…。

バイクと言えば、皆さんはどこに買いに行きますか?

私は、若い頃から出入りしていた、SBS一宮に行きます。

親から仕事を継いでほしいと言われなければ、私はバイク屋になっていました。

というか、バイク屋になるのが夢でした。

まぁ、そんな事は、どうでも良いです。

中古のバイクを買いに行く。と、言うと、最初に思い浮かぶのは、ヒゲのオジサンマークのレッドバロンじゃないでしょうか?

その日本でトップクラスのバイク販売会社のレッドバロンが…。

アメリカ資本となります。

経済新聞で読んだ話だと、創業者のあとを継ぐ人がいなかった…。

そして、アメリカ企業への売却。レッドバロンは、非上場で、おそらくオーナー企業です。

だから、オーナーの意思で、売却先は決まってしまいます。

オーナーの目から見て、日本でレッドバロンを任せれる人がいなかったと言う事です。

もしくは、レッドバロンの価値を理解して買う人がいなかったという事です。

フェルナンデスは廃業で、レッドバロンは外資系…。

やはり、日本の将来は、人口減少により、仕事のパイは減るということなんでしょうかね…。

大きな会社がこのような状況です。弊社のような小さな会社は、これからの将来…。

真剣に、私としても、将来は不安です。

何が一番の不安かと言うと、現在弊社で働いてるスタッフの雇用の維持です。

経営者は、自社に魅力があれば、買い手はあります。

が、その先、買った相手は、スタッフをどのように扱うかは?

経営権を手にした人は、私と同様に、強肩をふるえます。

が、長年経営に携わってきた人間は、一緒に働いてきたスタッフを会社の利益確保といえども、簡単に扱うことはできません。

それが、経営トップが、一緒に汗水たらして働いてきたスタッフという関係が構築されていない場合…。どうなるでしょう…。

はっきり言いますが、日本人のように、義理人情は大切にしません。

資本主義だからです。日本は資本主義と言いつつ、実態的には社会主義というか共産主義です。

なので、年功序列終身雇用で、チームが一丸となり社会の波を乗り越えてきたわけです。

これが、完全なる資本主義になった場合、訳にたたない人材は…。

私としては、レッドバロン…。

国内のバイクメーカーで譲り受けをしていただきたかったです。

もう新たなバイクを買うことが、おそらくないであろう、私はさほど問題視しておりません。

が、これからバイクを買おうとしている人には、資本が変わるということは、とても重要です。

だってですね…。車検がない国ですよ。

日本は、車検制度があり定期的にきちんとしたメンテナンスを受ける訳です。

これが、日本では常識でも、世界では…。車検制度がある国は少ないのが実態です。

外資系ばかりになると、車検制度も…。

ちなみに、高速道路のバイクのスピード制限や、二人乗り。これが認められたのは、アメリカのハーレーダビッドソンの圧力だと言われております。

それくらい力があるのです。

まぁ、嘆いててもしょうがありません。

私としては、これからのレッドバロンは信用がならなくなった…。

ソレだけです。