実は、会社を営むと良く言われるのが、10億の壁です。
これは何か?
売上が10億を超えるのは、簡単ではないという事です。
これに関して、言うと、私も良くわかります。
と、言いつつわかってません…。
言ってることがチグハグなんですが、周りから聞く話だと、10億を超えるのは、本当に難しいそうです…。
私が会社に入った時は、弊社の売上は、だいたい6億くらいでした。
私が入ってからなんです…。売上が増え始めたのは…。
何故かというと、私は会社に入った時に言われました。
将来、下水に切り替わると、売上はどんどん減ります。だから、貴方は新しい仕事を作って下さい…。
大卒新卒の私が面接で言われたのは、これなんです…。
たぶん、他の従業員の人は、面接時にそんな事は言われてないですよね…。
私は、その当時の経営者の人たちから、この宿題をもらったのです…。
もらったのはいいですがね…。
当時、逆風はすごかったです…。面接時にやってくれと言われたのにもかかわらず、経営者たちからあいつは勝手に好き勝手に儲からない事をやってる…。
正直、心が折れました…。
戯けらしくなる事もありました…。
貴方たちが、私に出した宿題を、私は必死にやってるだけなんですが、宿題を出した人が、宿題の提出をしなくて良いと言ってる訳です。
まぁ、出る杭は打たれるのです。
でも、私は、勝手にやり続けました。
そして、今が、あります。
ありがたいことに、ついてきてくれる人たちがいたので、仕事ができました。
売上を増やすと言うのは、並大抵の事ではできません。
競合相手もいるので、現状の仕事は、値上げをどんどんして行くというわけには行きません。
そこで、売上を増やす為には、新しい仕事をしていかなければなりません。
が、この新しい仕事、簡単ではないんですよ…。
既存の従業員で出来る仕事を新しくする訳です。
仕事で、難しい事は、人により能力に差がある事です。当たり前の事です。
けれど、この当たり前をぶっ壊さなければ、売上は上がりません。
出来る仕事をやるか、仕事をできる仕組みを作るか?
社長というのは、仕事をできる仕組みを作る事が1番重要なのです。
いくら仕事を取ってきても、受け皿がなければ、仕事はできません。
さらに、売上を増やしていく為には、取ってきた仕事をこなせる従業員がいなくてはなりません。
良く、人を育てると言いますが、人を育てている時間もロスなのです。
それをなくす為には、誰でも、すぐにその仕事ができる仕組みが必要なのです。
逆に言えば、現在の従業員でやれる仕事で、利益が出る仕組みを作らなければならないのです。
これができなければ、10億の壁は突破できないのです。
いくら、社長が頑張ったところで、1人の力で10億は稼げません。
そして、新しい事に着手するハート(勢い)がなければ、売上というのは向上しないのです。
あと、これが1番大切な事なんですが、上に立つ人間には、実績が必要です。
何かを替えた?自分の力で仕組みを作った。その力がないものは、ただのお飾りで、部下は認めてくれません。
あの人は、これをやった!会社をこうした!そういう実績がない管理職には、人はついていきません。
これは、部下に限らず、社外でも同じです。何かしらの手柄を立てなければ、世の中には認められないのです。
犯罪者が賞金首となるわけですが、加古の実績により、賞金がかわるのです。
大したこと犯罪をしていない人に大きな賞金がかかることはありません。
ようは、やってない人が評価されるというのはありえないのです。
結果を出すためには、動かなければなりません。
話を元に戻すと、10億の壁は、超えれないのでなく、超える為の仕組みができていない。または、超えるだけの実績がないのです。
何のために、売上を増やすか?
私利私欲ではなく、世の中から選ばれる会社になる為に、売上を増やすのです。世の中から選ばれない会社の売上は増えるわけがありません…。
経営者が上をみなくなれば、売上は下がります。そして、下を見てれば、売上は下がるのです。
そろそろ儲かる仕組みを弊社もかんがえなけれはなりません。
じゃないと、衰退の一歩をたどり、最終的には、廃業となります。