昨日は、浄化槽の設置工事に立ち会いました。というか、実際に施工しました。
浄化槽の設置は、専門的な技術を必要として、国家資格である浄化槽設備士が監督しなくてはなりません。
で、私は、浄化槽設備士だったりします。浄化槽設備士の資格を取得している水道屋さんは、実は、少ないです。なぜなら、浄化槽に対する知識が乏しいからです。
が、浄化槽を水道屋さんは、設置します。浄化槽設備士の資格を持っている人に名前を借りるわけです。
で、知識がない人が浄化槽を埋めて、施工不良も多々あります。
一宮中部衛生は、私を含め、浄化槽設備士が在席しており、もちろん浄化槽のスペシャリストです。
浄化槽を設置する時、何が大変かというと、設置する深さです。家の水回りの位置と、浄化槽を設置する位置と、放流先の位置によって、埋設する高さを、センチ単位で決定します。で、その所定の高さに埋設するのが、テクニックがいります。
次に、水平です。浄化槽が水平に設置されていないと、正しく機能しません。
最後に、地下水の処理と、現場の地質に合わせた掘り方ですね。
昨日の現場の土質ですが、表層は、土、次は砂、で最後に粘土となっていました。砂の層は、すぐ崩れるから仕事がしにくいです。
なぜこんな写真が撮れるかというと、浄化槽を設置する為に掘った穴に私自身が入っているからです。穴の中に入るのは、勇気がいりますよ〜!!
予定していた、高さに水平にピタリと浄化槽を無事に設置することができました。