大成建設さんが、プレスリリースで、左官ロボを発表しました。遠隔操作で、コンクリート床の仕上げを行う機械です。
これは、何を意味しているかというと、左官の熟練工の高齢化と、少子化に伴う職人不足です。
今後は、様々な分野で、職人不足が懸念されます。
十五年というサイクルで見たとき、労働人口(働ける世代)は、15%以上減る事が予想されます。
大きな企業は、こうした人材不足に、すでに対応しつつあります。しかし、中小企業は、人材確保に必死になる時代の到来が待っています。特に、地方では、この傾向が謙虚にあらわれるでしょう。
仕事があっても、働く人がいない。日本の経済の縮小は、今のままでは、避けられない状況です。
ロボット化が進んでも、重要な部分は、やはり人の力が必要です。