本日より、一宮市の七夕まつりが開催されました。
一宮市の七夕まつりは、おりもの感謝祭と呼ばれています。
昭和31年から開催されています。
祭とは、感謝や祈り、慰霊の為に、神仏や祖先をまつる行為です。
一宮市が繊維で栄えていた時代に、それを感謝して、おりもの感謝祭として祭りを始めたのがルーツだと思われます。
ただ、残念な事に、祭りの始まった当時は、一宮市は繊維の街でしたが、今は、あまり繊維の面影はありません…。
祭りは、本来は神事です。全国で有名なお祭りと比べ、一宮の七夕まつりは歴史が浅いです。
逆に言えば、歴史が浅いのに、これだけ大きな祭も、珍しいのではないでしょうか?
ただ、祭の趣旨から考えると、地場産業をPRできる物であっても良いのかなと思います。
何故なら、一宮の七夕まつりは、おりもの感謝祭だからです。
そのルーツは、大切だと思います。祭りは、地場産業をPRする絶好の機会です。
繊維の街を、これからも続けて行くのであれば、おりもの感謝祭は、もう少し地場産業をPRする必要な気がします。