一宮市の島村には、島文楽という、とても古くから伝わる人形劇があります。
名前は聞いていましたが、先週の土曜日に、子供の公開学校の授業で、子供たちによる島文楽の実演を見てきました。
島文楽の保存会の人たちの協力によるものです。
歴史のある何かを残すという事は、大変だなと思います。
時代が流れ新しい物が生まれると、古い物は使われなくなり廃れます。ポケベル→携帯→スマホ、ラジオ→テレビ→スマホ、郵便→FAX→メール、等完全には変わってなくても新しく便利な物が出てくると廃れてしまいます。
しかし、完全に亡くなるわけではなく、完全に亡くなるまで、頑張る人もいます。
島文楽という人形劇を後世に伝える為に、保存会の人たちはご尽力されています。
島文楽の事を調べて驚いたのが、最初は大毛(葉栗連区)が人形を譲りうけたそうです。しかし、この人形劇に若者が夢中になってしまい、農業をさぼる為、隣村の島村に譲ったそうです。
当時は、それぐらいこの人形劇が若者の娯楽だったのですね。
後世に何かを残す訳ではないですが、弊社の仕事は、ボットン→浄化槽→下水道という時代の流れの中で、最後の一軒になるまで、ボットンと浄化槽に携わる使命があります。年々、採算が合わなくなって行きますが、これは時代の流れだと思います。何とか他の事業にスライドして、社員の雇用を確保しつつ、市民の皆さんの生活基盤である汚水処理が適正に行えるようにするのが私の1番大切な仕事だと思います。
とても仲の良い知り合い(※私が勝手にそう思っています…。)から、島文楽のお誘いがありましたが、どうも私には似合わないような気が…。