今日は、久しぶりにバキュームカーに乗りました。大型の巻取り(上部にホースリールを積んでいるタイプ)付のバキュームカーで一人で現場に行きホースを引っ張り作業をして衛生処理場で荷を空けました。
(ワイヤー入りのゴムホースを3本積んでてすごく重かったです…。ホース引っ張るの大変でした…。※ここは、社員の向けのつぶやきです。)
当たり前の事なんですが…。
今日は連休明けで良く携帯電話がなります。
取引先の人からは、「えっ!社長がバキュームカー乗るの?」と言われます。
正直、私がバキュームカーに乗るイメージって社員の人しか思い浮かばないかもしれません。
社長ですからね。
でも、社長だからこそ、いざという時は、バキュームカーに乗り、ごみ収集車に乗り、重機に乗り、浄化槽の点検をし、各種トラブルを解決できなければならないのです。
と、私は勝手に思っています。
社長の仕事は、自社の社員と家族を養い社会に貢献する為に、仕事を創造し、そして、仕事を引っ張ってくる事です。
これも、私の理想論です。
現場仕事の会社は、いざという時に、会社のトップである社長が、会社の指揮をとれなければならない気がします。
現場を知らない人間が、現場に口を挟んで指揮をとばしても、現場はまわりません。
私たちの業種は日常業務は当たり前で遂行しなければなりません。普段は当たり前の仕事です。
しかし、自然災害が発生したときに、日常業務とは違う災害廃棄物の処理をしなければなりません。
起きないかも知れませんが、もし、起きてしまった時に、対応できる体力と知力が必要です。体力は資本と社員の助けが必要です。知力は=決断力です。社員の意見や外部の意見、現場の状況をリサーチして、最後に意思決定者が決断する必要があります。
はたして、現場を知らない、現場で仕事ができない社長にその決断ができるかと言うことです。
と、言う訳で、私が、バキュームカーに乗るのは暇つぶしではなく、自分を鍛える為なのです。
明日は、壊れたバキュームカーを名古屋まで陸送します。
昔はバキュームカーを壊れるまで乗るような事はなかったのですが、最近はバキュームカーが本当に高くなり、そして、納期も非常にかかるようになってしまったので、恥ずかしながら、だましだまし使っています。もちろん、予備車両ですが…。
私たちに出番が来るような大きな災害が無いことを祈ります。