景気が減速し始めた…。
と、言われますが、どこの何が指標なのか、景況感というのは、企業調査に、基づくものなのか?それとも実際にお金の流れが悪いのか…。
弊社は、製造業とかではないので、なかなかこういう景気の判断に疎いです。
弊社というか、私がかも知れません。
景気の判断は、経済新聞に頼っています。
あと、実際の夜の町の様子で判断しています。夜の町は、最近、人の動き=お金の動きが鈍いようです。居酒屋さんはかなり厳しいんじゃないでしょうか?
じわりと消費税の影響が出ている事と、人手不足によりスタッフ不足で暇なのに商品が出てくるのが遅い…。なんていう状態です。
一宮駅付近の居酒屋さんは数が増えすぎたかも知れません…。利用者にとっては良いことですが、あれだけ数が多いと、経営的には厳しいんじゃないですかね…。思い切って、月から木で2日くらいお休みとった方がいいんじゃないかも思います。それも、お店どうしで話し合いをして休みが重ならないようにすれば、お客さんの取り合いをしなくてもすむ気がします。
これから、飲食業界はますます厳しくなるのに、新規参入もたえないので不思議だな〜と思います。残るのは古参のお店だけではないでしょうか?
飲食の世界は、特にパレートの法則に合致する事が多いです。
パレートの法則は別名、2︰8の法則と呼ばれます。
全体のお客様のうち、2割の優良顧客(常連)が売上の8割を占めるという法則です。
古参のお店は、この2割のお客様がすでに定着しているので、売上変動が少ないです。
しかし、新規参入のお店はこの2割の優良顧客を確保するのがとても大変なのです。ここをクリアできるかどうかが飲食を始めとした、物を売る商売のとても重要な事です。ようは、ファンをつけるという事です。
景気が減速した時ほど、老舗はその強さを発揮する訳です。
それにしても、景気が悪いというのに、過去最高益をあげる大手企業…。やっぱりモンスターだなと思います。
コストの見直しをし…。とコメントがあるのですが、コストカットは商売の基本ですが、製造業におけるそれは、人件費のカットによる事がほとんどです。下請け企業が不景気だと言っているのに、元請けは最高益…。
やはり、大企業はモンスターだなと思います。
大企業がもう少し内部留保に走らず、利益を還元すれば、消費もよくなると思うのですがね…。
本来、実物経済をしてきた企業が、資産経済に移行をしてきており、資産運用の成否で業績が変動します。手っ取り早く儲かる資産経済というマネーゲームに頼りすぎて、実物経済の方での話題が少なくなってきている気がします。
経済って言うのは、難しいですね。
何はともあれ、お金は、回らないと経済効果がうまれません。使わなければただの紙切れです。大手企業が日本の為にお金をいっぱい動かしてくれれば日本の景気は必ず明るくなるんですがね。