営業という虚しさ

最近は、塗装屋さんや、解体屋さん、外構屋さん、下手をすると庭師さんという外仕事の業態まで、昔と違い営業マンがいます。

昔ならこれは、考えれない事なんですがね…。

こういった業態が積極的に自ら営業をかけるという事はここ10年くらい前からでしょうか?

結果、営業力のないところから、仕事が少なくなってきているイメージはありますが…。

実は、営業を積極的にかけているところの方が危ないのです。

営業をかけるという事は、そもそも営業をかけないと仕事が来ないという事です。

さらに、営業の結果とれる仕事というのは、他の会社より良い提案=低価格となります。

営業に経費がかかる&低価格。すると、一見派手に営業して上手く行ってるように見えて利益が出ていなかったり、さらに賃金が安く、社員が定着しないという実態。多くのこういった会社は、5年未満の退職者が非常に多く、下手をすると退職した営業マンが営業先の顧客を持っていってしまう事まであります。正直、5年程度では、様々な分野においてまともに仕事ができるというレベルには達しないのが現実です。未熟な社員ばかりで仕事のレベルも…。

と、悪いことばかり書きましたが、営業に力を入れている会社の一番危険な事は、もっと良い提案をする会社に、簡単にひっくり返される事です。まるで、オセロですよ。

営業力に実力が伴っており、信用という価格によらない部分で勝負ができれば、まだ良いんですがね。

これから、どんどんローコストの営業合戦は行なわれて行きます。その結果、ずさんな内容の仕事が行なわれ、業界全体の信用が失われるという寂しい事態が起こるでしょう。

安くて良い仕事を提供する事は理想的でありますが、営業という経費をカバーしつつ安くて良い仕事をするのは、無理が生じる訳です。

と、言う訳で、ご存知かどうか知りませんが、120人以上の社員がいる一宮中部衛生には、専属の営業マンって一人もいないのです。

私も含めて、みんな現場で働きながら、お客様からの依頼があれば見積もり営業をしにいくというスタイルです。そして、見積もりをしに行く社員は、他社の5年でコロコロ変わる営業マンではなく、20年近くの現場経験者です。経験と信頼度が違います。

ありがたい事に、金額ではなく、仕事で選んでいただけるケースがほとんどです。

本当に社長としては、ありがたい限りです。

と、言う事で、ここから営業。

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