勘違い

どこも人手不足です。

というか、この業界は、常に人手不足です。

汚い仕事だから、当たり前の事なんです。

だから、常日頃、会社の利益が少なくなっても、余剰人員がいるような体制を整えておく必要があります。

人が来ない、人が足らないと、わぁ〜、わぁ〜、騒ぐ経営者が多々見られます。

正直、他人事ですが、今の現状は、過去の経営者が招いた惨状です…。

経営は、社会構造のせいでこうなったとか、そんな甘えは許されません。

が、残念なことに、そういう事を、経営者は、普通に言います。

当たり前の事ですが、若い人は、これから取り合いになるに決まっています。

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私たちの半分しか、若い人はいないのですから…。もう決まっている未来なのです。ずいぶん前から、こうなる事は予想ができています。

だから、体力があり余裕があるうちに、備えて置かなければならなかったのです。

私たちの仕事は、静脈インフラであり、社会にとって必要な重要な役割があります。けして、仕事を止めてはいけない。その為には、雇用の確保は一番重要な経営課題です。

極端な言い方をすると、短期的に継続的でなければ赤字でも、会社というのは経営できます。黒字を出すのが経営だと言う方も見えますが…。それよりも、働く人がいなくては経営はできないのです…。

常に言いますが、現在の自分は、過去の自分が作ったものであり、未来の自分は、現在の自分が作るのです。

嘆いているだけでは、変わりません。

じゃ、どうしたら良いんですか?と、聞かれても、答える事もできません。答えたところで、その人がそのように行動するかどうかは、自分が決めることだからです。

不思議なことに、人が足りてない会社は、社内の空気が悪くなり、人が辞めていきます。人を雇っても続かない…。そういう悪循環になります。怖い事です。

今は、物価高であたふたしてますが、もう少しすると、一気に人手不足倒産の時代が来ます。

日本に住む外国人の割合が1:1にならなければ、この国に現在の豊かさを持続する未来はありません。

もしくは、国内で完結する小さな経済活動をし、経済面では貧しくても、自然が豊かで農業で自給自足をする国というのも良いのではないかと思います。