時代の流れ

あらゆる物が高騰しております。

今回、ごみ収集車を計画的に発注しなければならないと考えて見積りをディーラーからいただきました。

なぜかというと、納期が2年半かかるからです。

今すぐ、新車を発注しても、令和9年4月頃の納車ということです。

弊社は比較的に、予備車も豊富にあり、修理費が高額となり始める前に、車両は入れ替えていくようにしております。なので、他の会社に比べると余裕はあります。しかし、予備車が少なく、古い車ばかり使っている会社は、これから悲惨な目にあいます。車も古くなればその分リセールも悪くなります。そして、新車はディーラーから直接買うと1300万という恐ろしい金額となりました。

これからは、小規模な会社がごみ収集をやっていくことは、困難となります。ごみ収集車だけの問題ではなく、人が全く集まりません。弊社も求人をかけておりますが、恐ろしいくらいに、電話は鳴りません。

求人費の問題だけではなく、外仕事が敬遠されている事や、本当に若い人が減っていることが原因です。

アルバイト等は時給が高くなっており、1200円×7時間で8400円。月に20日働けば、16万となります。将来の事を深く考えていないというか、諦めてしまっている人は、アルバイトという選択をしてしまっています。

働くという概念自体が、現在の若い人と、昭和世代の私とは、かなり違っている気がします。

どちらかと言うと、真面目な子よりも、ちょっと不良よりな子の方が、働くことに一生懸命な気がします。

この時代の流れに、中小企業は、淘汰されていくことが予想されます。そうなると、生き残れる会社は人も入ってくるようになり安定した経営となる気がします。なので、ここ10年が勝負どころかなと考えております。

あわてても、人も車も手に入らないので、そういった事をきちんと計画的にしておかなければ、痛い目を見るということです。

足らなくなってからでは、もう手遅れなんです。

よく弊社は、人が沢山いていいね。と、言われたりしますが、将来を備えてやってきた結果が今あるわけですが、これからの時代の流れを考えると、もっと厳しい時代が来るなと考えております。

まぁ、私の現役時代は、なんとか乗り越えれると思いますが、そこから先の将来というのは、展望が雲で隠れて見えません。しかし、雲の中の晴れ間を見つける努力は必要です。諦めたら負けですからね。