なぜ労災事故が起きてしまうか・・・。

埼玉県八潮市の下水道陥没事故に伴い、全国各地で下水道管の調査が始まっています。

昨日は残念なことに、同じ埼玉県の行田市において、下水道管の調査をしていた業者の4名が下水道管内にて硫化水素による重大な労災事故、死亡災害が起きてしまいました。

弊社においても、下水管内や槽内作業というのは、定期的に行っております。今のところ事故は起きた事はありません。創業からの長い歴史のなかで、こういった酸欠や硫化水素に関わる労災事故は起きていないのです。

今回の下水道管の調査業務で4人もの人命が失われる事になったのは、申し訳ないですが、下水道管内や槽内作業に対する未熟が生んだものです。

全国的に一斉に下水管調査が実施される事になったわけですが、本来であれば、衛生社や下水道管の清掃業者に調査依頼をすることが望ましいのです。下水道は、建設業の許可の種類で言うと土木工事に分類されます。しかしながら、一般的な土木業者は下水管内での作業を普段からしているわけではありません。

事故現場の写真を見ると、送風機が1台のみ置いてあるだけでした。それは事故起きるべきして起きます。φ600mmのマンホールが10mも地下に伸びていてそこから下水管の深さが2.6mもあるわけです。そこに、汚水が1.8m(汚泥50cm)が停滞している状況です。ここに送風機1台で降りていくのは無謀という物です。

参考までに、縮尺をあわせてイメージ図を作成してみました。

図で見るとわかりやすかと思いますが、上部からの送風機による換気ではとても追いつかない現場状況です。また、消防が救出に行った際の硫化水素の測定値は30ppmとのことです。10ppmを超えた場合は原則作業禁止です。送風機をかけても数値が低下しない場合においては、エアラインマスク(送気マスク)で、外部から新鮮な空気をホースをつないだマスクを装着して作業をしなければなりません。今回の現場状況であればエアラインマスクの着用が必須だったわけです。また、ハシゴを降りる際には、安全ブロックと言われる墜落防止用具も必要だったわけです。

救出に行った消防の人は大変であったと想像できます。消防の人が使うのは、ボンベの為、狭いマンホール内では身動きがしにくく、さらに要救助者は水没していたはずです。

今回の事故を教訓として、市町村をはじめとする行政機関は、下水道の調査を委託する際には、適切な装具を保有しているかを確認する必要があると思います。

何故かと言うと、そもそも、エアラインマスクやボンベ、10m以上の深い位置の酸素・硫化水素の測定器を保有している会社はほとんどないのです。

おそらく一宮市内においても、多くても3社くらいしかエアラインマスクや緊急時用のボンベと人命救助用ハーネスは所有していないはずです。もちろん弊社には、ありますが、これを使うような危険な現場は、そうそうあるものではなく、一般の従業員は見たこともなく、私しか存在は知らないと思われます。が、いざという作業時に備えて、このような特殊な槽内作業用具も保有しているのですよ。というか、昔はこういった物をきちんと揃えていないと、危険な下水道管作業等は請け負うことができなかったのです。

参考までに、安全ブロック・エアラインマスク・マンホール内救助用ハーネスは下図です。

まさかと思うが…。

日本全国、どこで検索しても「社長つぶやき」は、私のこのブログが一番上にきます。

実は、トラフィック数もすごくてですね。毎日、このつぶやきだけ、1000近くのトラフィックがあります。

ファンが意外と多いんでしょうか?不定期更新なのに…。

問題は…。私が発信したあとに、まったく私の発信と同じ内容のニュースが半日〜2日後に、ヤフーニュースなんかをみてると出てくるのです…。

少し前から思ってたんですが…。どうも、本格的に怪しいです…。

もしくは、私のつぶやきが、プロの人と同じレベルなのかも…。そして、私の方は、編集等を通さないので、タイムラグがなく発信できているのか…。

まぁ、商売は未来を予測するのが仕事と言えます。

だから、経営者は、社会情勢に関して、皆さん敏感だと思います。

私以外にも、私と同じ事を思っていても、私のように思った時に発信する人は少ないはずです。

にしても…。本当に、ヤフーニュースの記事の中に、これは、本当にこの前、つぶやいたばかりの内容ではないか…。と、思う事があります。

盗用は駄目ですよ…。私のつぶやきは、酔っ払ってる時に書いてるので、支離滅裂ですし…。感情が入りすぎてますから…。

以前書いたとおりに、トランプさんは日本から吸い取れる分を吸い取りました…。

日本が偉いのは、我一番に、トランプさんと交渉し関税率を下げてもらいました。その後、多くの国がトランプさんと協議し、関税率を下げる努力をしています。

日本がすごいのは先進国で最初に交渉した事です。それに他の先進国がどんどん続いて交渉しています。

日本人のように、慎重な民族が、他の様子見をせずに関税交渉を成立させた訳です。失敗とみる人もいますが、−10%は大きくインパクトがあるものです。

が、これ…。考え方によると、自民党大敗…。(予測されていた…。)その後にすぐ関税交渉が成功…。

選挙直後でバタバタしているはずなのに…。

これは、仕組まれてるな…。完全に仕組まれてますよ。既定路線です。

と、私は今夜も酔っ払っいながら、つぶやく訳です…。

でも、出来すぎてませんか?シナリオが…。

あと、自民党員ではない、総裁選に関係ない人が総裁選に対して騒いでます。権利もないのに…。

総裁選は、所属議員の投票と党員票により決まるので、第三者がガタガタ騒ぐ必要はないのです…。自民党員なら、石破さんは残念ながら…。

今、デモを行ってるのは、自民党員ではないですよ…。

他党の人たちが、党首が代わり自民党が息を吹き返すのを恐れて、ガンガンと騒いでいるのです…。

だって、おかしいじゃないですか…。大敗した自民党の議員や党員が石破さんに降りろと言ってるのに…。世論調査だと、石破さんの継続を望む声がある?

政権の支持率よりも、その政権の党首の継続を望む声が大きい?明らかにおかしいですよ…。

という事は、自民党以外の人が、自民党に駄目にする為に、石破さんの続投を願いデモをしている事になります…。

数字が正しければですがね…。石破さんの政権を良とするなら、すなわち自民党が良、自民党が選挙で大敗しないわけです。

普通に考えて、辻褄があわないですよね…。

汚い左翼新聞がほとんどなので、日本というか自民党をくしゃくしゃにする為に、石破さんの続投を期待して、数字の矛盾を問わないのです…。

なんなんでしょうね…。それに踊らされる日本人…。

まぁ、とにかく日本は、昔と違い、貧困国な訳です。

政策を間違えると、本当に国は傾きます。そこを慎重に考えて、大切な一票を投うべきです。

汚いマスコミの誘導により、理由の分からん左翼政党に札を入れては、国の将来は傾きます。

保守=現状維持です。新=改革ですよ。

改革は、望んだ通りに、着地できるか?これが非常に大きなポイントとなります。

マスコミによる民の誘導というのは間違いなくあります。

何を信用すれば良いか?

これは、やはり、本人の気持ち次第な訳です。

財源はどこにあるのか…。

今回の参議院選挙の民意(減税)を含め、与党のバラマキ給付金の財源はどこから出るんでしょうか?

これが、今、気になってしょうがありません。

与党のバラマキは一回きりなので、予算がはっきりしてますが…。

野党が望む、減税。これは、その場での費用はかかりませんが、後の後世に、負の遺産を残す結果となるかもしれません…。

正直、現在の日本の通貨である円はかなり価値が落ちています。国際通貨とは、もう呼べない状況です。

なぜなら、日本の国債(国の発行する債権)の信用度ランクが落ちてきており、かなり状況は悪いからです。

経済を見てる人なら、これは当たり前の事なんですがね。

仮に、これから行う施策に対して、国債を発行した場合、何が起きるか?

円が大量にバラまかれて、円安となり、輸入品は高くなります。インフレですよ…。

で、信用度の低い引き取り手のない日本の国債を日銀が安く引き取る結果、金利が上昇していきます。

ただでさえ、現状は、長期金利が上がって来ている状況なのですが…。これ以上に金利が上がると、企業は借り入れの返済が困難となり、家庭においては、住宅ローンが返済できなくなります。

これは、かなり深刻な事なんですがね…。

が、これを実行することを、今回の参議院選挙で国民は選択したわけです…。

世も末だな…。と、正直思いますよ…。

おそらく、年末頃にはドル円は、160円付近…。長期金利は、2%に届くかも知れません。

金利が高くなると、誰が得するか?預貯金を持っている資産家です。

これが、今回の参議院選挙で、国民が選択した結果です。

消費税が減税されて、得をするのも、大きな買い物をする富裕層です。

もう少し将来を見つめて、どういう施策なら、富める人から国の為におカネを徴収できるかを、これから、じっくりと考えて行く必要があります。

意外とですね…。皆さんが知らないだけで、富める層というのは、寄付とかも結構しているんですよ…。

私なんかでも、富める層ではないですが…。赤十字や国際基金にも、わずかながら寄付してます。

話がそれてしまいましたが、安易な選択は、短期的に見れば上手く行くことはあっても、長期的には損をしてしまうことは多々あります。

老害の説教だと、今の風潮だと言われかねないですが…。世界情勢、歴史、経済をしっかり勉強すると、安易な減税やバラマキのもたらす将来が予測できるのです。

手法としては、歳出を減らすという事です。国会議員の給料減らして、定数も減らす。これが手っ取り早いですね。で、国民ファーストを掲げるなら、外国人に対して高額な入国税、滞在税、帰化時に高額な預託金をもらえば良いのです。

これからの1年でいろいろと、日本は変わりますよ。

国民が選択した政治が、変わるのですから。

非常に残念でならない。

参議院選挙の結果がわかりました。正直に言いまして、与党である自民党の大敗は予想の範疇です。

が、私の応援していた、ヒゲの隊長、佐藤正久さんまで落選するとは…。

自民党が安倍さんから、岸田さんと石田さんの中道というより左翼化により、岩盤保守層の票が参政党や国民民主党にスライドしたと言われてますが…。

本来の岩盤保守層であれば、岩盤なわけで、自民党の保守の部分に期待をして、自民党ではなく、自民党内の保守系議員に票を入れるべきでありました…。

恐れ入ったのは、鈴木宗男さんです。この人が自民の推薦で復党しなければ、佐藤さんは当選してたのですが…。

腹立たしいなと思うところの反面、真面目に国政を考えている人は、ロシアとの外交は大切だと民意を示した訳です。これは、私もよくわかります。アメリカとはもちろんの事ながら、ロシアとは適度に距離を取りつつも良い関係を構築する必要があります。

じゃないと、日本は、中国、ロシアから攻められて、この国はなくなります。

誰でもわかる事なんですがね。

今回の選挙、参政党が大きく票を伸ばしました。それも、民意ではありますが…。

その政策として、日本人ファーストを大きく掲げすぎです。

外国人憎しというような政党が多く票をあつめる事に対して、国際世論は日本に対してどのような感情を持つでしょうか?

そもそも、これからの日本は、少子高齢化による人口減少により、外国人を迎え入れて行かなければ、労働生産性の確保ができず、GDPが減ります。ようは、貧困国となる訳です。

外国人嫌いの日本人というレッテルが世界に発信されたら、日本に来る外国人は増えるでしょうか?減るでしょうか?

日本と言う国をすきになってくれるでしょうか?

本来であると、選挙に一票を入れるという事は、そこまで考えて、票を入れる必要があります。

国を動かす訳ですからね。

今回の選挙が、今後の二本にどのような影響を及ぼすかはわかりませんが、国民の民意なので受け止めなければなりません…。

自民党の大敗の原因は、一度離党した、石破さんを岸田さんが首相にしてしまった事です。民意は高市さんであったのに、自分たちの都合で、左翼の石破さんを首相にしてしまいました。

そりゃ…。選挙は、ことごとく負けますよ。民意を無視した訳ですからね。

さらに言うなら、トップは責任を取る必要があります。

続投…。本来ならあり得ないですよ…。

だから、自民党はもう駄目なんでしょうね…。

とにかく、岩盤保守系のこの国の為に闘ってきた国会議員が今回の選挙で、自民党の看板という向かい風の影響で落選してしまった事は、おおいに残念です…。

衛生社の看板

弊社は、一宮中部衛生という社名です。

とても、古くさい名前です。

が、常々言ってますが、私は気に入ってます。

衛生というのは、人の生命を衛る。これが語源です。

そこを忘れないためにも、社名には、衛生を残したいのです。

地域の公衆衛生を保持するのが私達の約目です。

社名に衛生と付いていてれば、否応にして、地域の環境衛生保全の為の会社なんだとわかると思います。

対外的部分ではなく、社内に関しても、説明ができます。

社員からすると、何でこんな儲からない現場を請けるんですか?と、言われた時に、衛生社だからと、地域の環境衛生を衛る為には、損得度外視して、事に取り組む必要があると、社員に伝える事もできます。

とにかく、私達、衛生社のルーツは、地域に暮らす人たちの衛生環境を衛る事が、一番重要な仕事です。

ここを見過なっては行けません。なぜ、私達の会社が市民から選ばれるのか?それは、市の代わりに市の仕事をしているからです。その信用力で、様々な仕事を得ている訳です。

そういった意味で言うと、地域の信用を得るために、私達、衛生社は、市に代わって仕事をする責任があります。

市の代わりとして、仕事をした時には、赤字かも知れません。が、その結果により得た実績は、お金に変えれない、大きな物です。

だから、行政からの依頼は損得抜きでやらなればなりません。

今回、ちょっとした仕事をさせて頂きました。

協力していただいた社員の皆さん、ありがとうございます!応援していただいた社員の皆さんもありがとうございます。

考えていただきたいのは、何故、今回の重要な仕事に弊社を選んでいただけたのか?

それは、社員の皆さんが、常に衛生社として、地域の環境衛生の為に働いてきたからです。

正直、今の世の中、弊社よりも、もっと給料がもらえる会社はたくさんあります。

が、地域に誇る仕事をするという事であれば、私についてきて下さい。

私は、自分の生まれ育った地域の為に、仕事は汗水垂らして頑張ります。

それが、今に継っています。先人たちの汗水も、今に継っています。

毎日、汚い仕事ばかりしていますが、その仕事の目的は地域の環境衛生を衛る事につながります。

とてもやりがいのある仕事だと私は思っています。

ボランティアの方がありがたがられますが、私たちはお金をもらって地域貢献をしています。ボランティアの方がただで働くのでエラいじゃないかと思われるかも知れません。

が、私たちは、お金を頂いて仕事をしています。それは、プロだと言うことです。

パッと見だと、簡単に出来そうに思えますが、実際にやってみると難しい事を私たちはプロとして経験してきています。

衛生社は、地域の環境衛生を衛るプロでなければなりません。

そういう心構えをもって、常日頃の仕事に、社員の皆さんは尽力していただきたいです。

日頃の仕事で創意工夫をしてプロらしい仕事をしていれば、いざと言う時の耐応力も育ちます。

かっこいい事をいいましたが、最近の世の中では、かっこ悪い衛生社としての名前を残しているのは、信念があるからです。

地域の環境衛生を衛る。これをわかりやすく社名にしたのが、一宮中部衛生です。

私は、一緒に働いてくれる社員の皆さんを誇りに思います。

いつもありがとうございます。

既に崩れ始めました…。

賃上げ…。賃上げ…。賃上げ…。賃上げ…。

賃上げを強行した結果、物価高です。

さらに、大企業は別として、中小企業は、月給のみ上がって、残業規制と賞与の削減で年収変わらず…。

これが、統計的に明らかになってきました。

急な賃上げは、歪を生むんです。

もともと会社がボロ儲けしていて、余裕があるから、社員に還元の為に、給料を高くするなら理解できますが…。

そんな、余裕のある会社は世の中にはそうそうありません。

なので、帳尻をあわせて、従業員に払う金額を上手にごまかして、月給のみ高くするか?

お客さんに対して、値上げをするしかありません。

今、世の中、相当、不景気ですよ。賃上げの為に、売値を上げた結果、物が売れなくなってます。

なので、倒産件数も大幅に上昇しています。

常に、少しづつ賃上げをしていくようなスタイルであれば問題ないのですが、世の中の流れにあわせて、急激な賃上げをする会社が、バタバタと倒れて行きます。

裏を返せば、賃上げしなければ、人が来ない。または、人が辞めていくからです。

弊社も同様な状況になるかも知れませんが、私が社長になってから、昇給をストップした事は一度もありません。

昇給の原資を確保する為に、社長就任後に、歴代の社長達よりも、給料を下げました。専務も同じくです。

それくらいしないと、賃上げの原資というのは中小企業は作れないのです。

賃上げのみに集中すると、設備投資もできないケチな会社になり、時代遅れとなります。

わかりやすい話だと、タクシー乗るときに、きれいな新車のタクシーと、古くさいタクシーのどちらに乗りたいですか?

そういう、単純な話なのです。

設備投資は、集客という面で言うと、非常に大切なのです。

あと、世の中は、年功序列制から、成果主義制に移行しつつありますが、年功序列制の人は、今、会社をあとにするのは損ですよ。

何故かと言うと、高級取りの団塊ジュニア世代がこれから一斉に退職を迎える時がきます。そしたら、そこに充てていた賃金は、次の世代に配分される可能性が高いからです。

目先の成果主義につられて、転職すると、成果が上がっていないという理由で賃金は上がらなくなる可能性が高いですよ。

だって、これから、賃上げ賃上げ賃上げの反動による物価高騰=消費不振となる訳ですから。

やっぱりですね。賃上げも値上げも、コツコツと自然な流れ(お客さんに認めてもらえる範囲)でやっていかなければ、無理が生じて上手くいかないのです。

本当に商売は難しいのです。

さらに言うなら、弊社は、環境衛生社です。時として、利益よりも、地域の環境衛生保全を優先する必要があります。

かっこいい事を言うわけではなく、長い目で見て、地域の人から必要とされる会社でなければ、これからの人口減少という厳しい経営環境下で生き残ることができないからです。

あ〜。それにしても、世の中、不景気ですよ。如実に表れています。

さらにこれから、アメリカの関税により、一気に消費は冷え込むかも知れません。

まぁ、以前のつぶやきを見直してもらえばわかるのですが、予測していた通りなんですがね…。

社長という肩書がある人は、歯を食いしばって、経営を頑張るしかありません。

想像以上の求人難

そろそろ覚悟した方が良いなと思っておりましたが、弊社のような労働集約制、さらに言うなら肉体労働のブルーワーカーは、働く人の確保が本当に厳しくなってきました。

若い労働力を確保しようにも、若い人たちの肉体労働離れ(3K仕事の敬遠)は、はっきりしてきました。お金を稼ぐというよりも、楽な仕事に流れているようです。

廃棄物の仕事は、静脈インフラと呼ばれ、停滞すると市民生活に直結します。現在、動脈インフラの老朽化が問題となっておりますが、動脈インフラの維持も、建設業界の人で不足により、これから大きな問題となるでしょう。私たちの廃棄物の仕事も、人が集まらねば、その業務は遂行することができません。

正直、この廃棄物業界の人手不足を解消するには、やはり賃金を増やすというのが手っ取り早いです。が、その原資がありません。

昨年は、国が通知を出し、ごみ収集が継続して遂行できるように、ごみ収集の委託費を時代にあったものにするように、県を通じて市町村への通知が行われました。しかしながら、限られた行政予算の中で、急激な委託費の増加は困難なのが、現実です。

そんな中で、東京都は、この問題を単に財政上の問題で増額ができないということにより実施をしないことがないようにと、各市町村等に積極的に働きかけており、廃棄物処理業者や市町村の委託料についての相談窓口まで、今年度開設をしました。

東京都としては、ごみ収集の重要性がわかっており、今、手を打たねば将来的にごみ収集が成り立たなくなる事が社会的な大きな問題に繋がる事を理解しているのです。

労働環境の改善で、一番大きな部分は、やはり賃金です。一般廃棄物収集運搬は市町村からの委託費や、市民からの頂く作業費が原資です。これが上がらねば、働く人への賃金を上げることができないわけです。

これからの将来ですが、国が力を入れて、廃棄物処理業界の人手不足を解消する為に、委託費用の増加を計画しておりますが、やはりない袖はふれない訳で、国から県を通じて市町村に対して、ごみ収集に対する補助を出していただかなければ、計画倒れで終わってしまう気がします。

このまま行くと、将来的には採算が取れる部門に注力して、採算が合わない部門は撤退を余儀なくされます。これからの5年~10年が勝負だと考えます。何故かと言うと、私を含めて団塊ジュニア世代が一斉に60歳をこれから迎えていくからです。抜けていく人数に対して、入ってくる若者は皆無なわけです。どの産業についても、同じ事ではありますが、とくに3K業界は厳しい将来が待ち受けています。

あとは、2027年に廃棄物処理業も外国人の技能実習制度が活用できるようになる見通しです。ここに期待をします。ただ、ごみ収集が外国人の為の技能の向上になるかと言われると疑問ですが・・・。

というわけで、とにかく、弊社で働きたいよ!!という人はお気軽にお声がけください。また、社員のみなさんには、一緒に働く仲間を紹介していただけると幸いです。

勝ちすぎては駄目。

先輩経営者に、言われました。

「勝ちすぎては駄目だ。」

その言葉をよく考えました。

確かに、常に勝つという事は、常に相手を打ち負かしている事になります。

そこには、負の感情が生まれる気がします。負けた相手は、やはり、面白くないでしょう…。

あとですね。勝つという事は、追われる身になるという事です。

周りは、勝っているところのスタイルを追従してくる訳です。

これだけ不景気な世の中であそこは景気良いぞ…。なんて噂がたてば、あそこの仕事を取ろうとなる訳です…。

言い換えれば、出る杭は打たれる…。

そういう事を心配して、先輩経営者は、あえて言ってくれたのかな?と、思います。

私は、仕事を取ることに、一生懸命で、何をすれば儲かるのか…。と、そんなことばかり考えて、社長業をしています。

もちろんですが、儲けて、自分の私利私欲の為にお金を使う為ではありません。

社員と社員の生活を守りつつ、社会に貢献したいという思いがあります。

しかしその結果、自分の周りしか見えていなかった訳です。

周りの事も考えなければなりません。私が頑張って弊社の売上が伸びるという事は、逆に、他の会社の売上が下っているという事です。

世の中の全体のパイは変わりませんからね。

今は、調子がよくても、他社が目をつけて、どんどん追従してきた場合は、最終的には道は塞がれるのです。

目立つ太い道ではなく、目立たない細い道をたくさん作り、少しづつ太くしてきたつもりなんですが、一つ一つの道が太くなり目立つようになった結果が今です。

自分のやってきた事は、正解だと思っていますが、その結果、細い道を仕事としていた人の仕事を奪ったというのが事実かも知れません。

これからは、そういう事も、気にしつつ、商売をしていかなければならないなと思いました。

助言をしていただける先輩経営者がいるという事は、ありがたい事だなと、つくづく思いました。

景気後退

まぁ、わかっていたことなんですが、完全に景気の後退へと進みます。

人口が減少していく日本では当たり前の局面なわけです。

これは、10年以上前からわかっていた事です。

子どもいないですからね…。

で、何が起きるかと言うと、物が売れる数量が減る。=景気の後退です。

これが、これから一気に影響が出てきます。

当たり前の事ですが、人口=売上、人口が減れば売上も減るのです。

現在、物価高と言われてますが、これも当たり前の事なんです。

売上をキープする為には、売る数が減った時に、単価を上げる必要があります。値上げです。

だから、これから、日本は、基本的にインフレ路線ですよ。値上げしなけりゃ、企業は今までの売上をキープできないですから。わかりきった事です。

ただ、本来の仕事が減り始めた為に、急に経営の多角化をし始めた新規参入業者が、後発のために仕事を得るため安値販売を展開しています。

既存の仕事が行き詰まり、新たな仕事に挑戦するのは良いのですが、仕事を得る為に、安値で展開しています…。

まぁ、安値で展開したところで、利益は出ないので、そのうちドロップアウトしていきます。

が、ですね…。その間に、安値競争で、生き残れなくなる会社も出てくる訳です。

仕事というのは、確保できなければ、当たり前で、潰れます。

が、確保する為に、安値で受注しても、仕事は確保できても利益が出ずに潰れるんです…。

新規参入するには、10年遅いのです。10年先を読み、10年前から行動していなければ、認知も広がらないわけです。

面倒なことに、私が、備えてやってきた、解体工事、樹木伐採、除草等が、今、みんな目をつけて新規参入しております。

だからですね。新規参入組は、仕事を取るために安値なんですよ…。

今更参入したところで、今は、レッドオーシャンなんですがね…。

馬鹿な経営者は、レッドオーシャンであるにも関わらず、畑外のことに飛び込んできます。

まぁ、切羽詰まってるんでしょうが…。

経営の多角化は、既存の業務が上手く行っているときにやらなければなりません。

傾き初めてから、新しい事にチャレンジしても、そこにかけれる資本力は限られており、資本力の強いところには、勝てないのです。

私がやってきた事は、おかげ様で順調です。なぜなら、10年前に予想して備えて来たからです。

逆に言うと、私は、これから10年先を予想しなければなりません。

そして、その為の準備をしなければならない訳です。

商売で大切な事は、未来を予想し、仕事を創造することです。

絶対ではないですが、努力は報われます。

社員が、自動車の免許を取得してきました。

特に、なんでもない当たり前のことなのですが、私的には、とてもうれしい事です。

世の中では、当たり前で取得できる自動車免許も、人によっては非常にハードルが高い事もあります。

若い頃、駄目だったわけですが、会社も手を尽くし、本人が頑張った結果、他の人よりは遅れましたが、自動車免許を取得する事ができました。

本人も嬉しかったと思いますが、私や専務も含め、応援していた周りの人は嬉しかったと思います。

私は、障害というのは、確かにハンディキャップではありますが、その人の個性だと思います。

1つの部分での障害が目立ってしまい、その人の他の長所が目につかない事があります。

ハンディキャップがある人は、他の人、倍以上、ハンディキャップのない人に負けないように、努力するんです。

簡単な話しですが、両足ある人が歩くのと、片足しかない人が歩くのでは、片足を倍鍛える必要があります。

当たり前でできる事を、当たり前でできない人がいます。

が、彼らは、そのハンディキャップを克服する為に、すごく努力をしているのです。

ただ、残念ながら、一般的には、なかなかチャンスはもらえません。会社というのは間に合う人間ほど徴用するからです。

センスの良い人間を育てるのは簡単です。逆にセンスのない人間を育てるには、時間とパワーが必要です。

なので、ハンディキャップを背負っている人は、なかなかチャンスに恵まれないのが現実です。

私的には、とても一生懸命働いてる社員であれば、ハンディキャップを少しでも解消してあげたいという気持ちになります。

簡単に言うと、特別扱いです。

消して弱い訳ではありませんが、弱い立場の人間を守るのが男です。

女性、子どもを守るのが本来は男の仕事なんです。

会社というグループのトップである私は、グループの中の弱い人間を守るのも、大切な役割です。

もちろん、その人が弱いと私は思っていません。

逆に、ハンディキャップを背負いながら一生懸命働いてくれているので、応援するのです。

普通の人では、当たり前な事でも、当たり前で出来ない人もいます。その人達は、周りに迷惑をかけないように、一生懸命やっているんです。そこは、フォローをしなければなりません。

人を育てるという事は、弱い人を強くするという事です。

こんな奴は育てる価値も意味もない…。なんて事は言わずに、手を差し伸べる。そういう人が、私は好きですね。

今回、一生懸命頑張って、自動車免許を取得した社員。本当に素晴らしい事だと思います。そして、その周りの人も素晴らしい人間だと思います。

久しぶりに、嬉しかった気持ちをつぶやきました。