もうずっと前からわかっていた事ですが、純粋な日本人の人口減少は、一気に、加速度的に進みます。
これは、予期できないことではなくて、予期できる事です。
実は、すでに、その影響は出始めています。
新型コロナの影響により…。と、マスキングされていますが…。
人口減少により、急激に国内の消費は下がって行きます。というか、下がっているんです。
下支えしてるのは、海外からの旅行者と、海外からの就業者です。
と言うことで、何が言いたいか?と言いますと、時代に合せた商売です。
これからは、自分は仕事を拡大しようと思っていても、社会情勢的に確定している人口減少に目を向けなければ、商売は失敗します。
当たり前の事なのです。昔みたいに、結婚して新しい土地を買って新しい家を建てる必要はないですよ。
高齢者が住んでいた家が、その後住む人もいなくゴロゴロと出てきます。
土地の値段は、どんどんと下落しますよ。そうすると、売却価格✕歩合の不動産屋さんは、ガタガタと崩れていきます。
まぁ、もともと、他人の土地を売り買いして、一攫千金の商売なので、普段から汗水垂らしている商売ではないので、生き残りは厳しい世界です。
もちろん、私たちのような、生活サービス産業においても、人口が減れば、売上は減っていきます。
すでに、減り始めているんですがね…。
ただ、時代のニーズに合せた仕事は依頼がきます。
今だと、遺品整理や家財処分や解体ですね。
縮小していく時代だからです。
ありがたいことに、遺品整理・家財処分・解体は弊社の得意とするところです。
- なので、今は、業績がよいです。
こうなるだろうと思って、山をはったので、今は成功しています。
そして、次の時代?
これが、私には、今のところ読めません…。
人口減少したあとに、どういう事にニーズがあるのか…。
これを読めるか?読めないか?で、次の時代の商運が決まります。
本来であれば、すでにそこに目を向けて投資しなければなりません…。
が、今のところ、私には、次の未来をよ即する能力がありません。
人口減少化の波は、これから、おそらくですが、概ね15年程続きます。
そこの予想はたてており、ニーズもなんとなくわかっています。
だから、この先、15年は心配する必要はありません。
が…。その先です…。
全く今のところ、私の頭では、読めていません…。
どうすれば、会社が生き残れる仕事を確保できるか?という重大な問題が私の頭の中には、今のところ、浮かんで来ません。
先が、見えないのです。
15年後の未来を読むためには、もう少し時間がかかりそうです。
これが早めにビビッと頭に入ってこれば良いんですがね…。
遅れると、たぶんですが、弊社は潰れます。
極端な言い方しましたが、潰れないとしても、縮小路線になります。
仕事は波があり、時代背景により、確実にニーズが変わってきます。
簡単に言うなら、流行です。ジーパンが流行る。チノパンが流行る。綿パンが流行る。下手したら…。ノーパン…。(ごめんなさい…。)
生き残る為には、社会情勢にあわせて、カメレオンのように変化しなければなりません。
過去の成功に凝り固まった経営者は新しい仕事にチャレンジしません。だから、残念なことに企業の寿命は平均20年となります。
社長が、勢いありピークなときに、時代の流れを読み、あたった商売も…、時代の変化とともに、ニーズはなくなります。
簡単な話してますが、日本のこれからだと、人口が減少した分、仕事=売り上げは減ります。当たり前のことです。
そこが、これからの、経営者の大きな課題です。今までは、人口が増えて、消費が伸びる時代でした。これからは、人口が減少して消費が減る時代です。
単純な話ですが、人口の減少率と企業数は比例します。これは、当たり前の事なんです。
じゃ、どうしたら良いかと思いますか?
この答えも簡単なんです。
お客様に選ばれる会社になればよいのです。
答えはとても簡単なんですよ。
しかし、これを実現することはとても難しい事です。
私、ひとりが頑張っても結果は全く出ません。
従業員の全員が頑張らなくては結果は出ません。
当たり前ですよね。私はとってくる金額は多いかもしれませんが、直接対峙するお客様の数は限界があります。だから、従業員の全員が頑張らなくては、この先の一宮中部衛生は存続できません。
ここは、はっきり断言しますが…。誰かが何とかしてくれるという甘い考えは捨てなければなりません。
これから、本当に厳しい、人口減少の世の中となります。
篩にかけられる訳です。もちろん、弊社は生き残ります。が、みんなの頑張りがなければ雇用の維持は困難となり縮小路線となります。
もう少し先の話ですが、危機感を持たなければなりません。
時代は一気に変わります。気づいた時に手遅れで、倒産…。
そんな事にならないように、経営者だけではなく、従業員さんの頑張りや知恵がこれから大切になる気がします。