原資はどこに…。

国の政策により、最低賃金をはじめ、賃金の増加を中小企業は押し付けられています。

なぜ、押し付けられているという言い方をしたか?

売上が上がる政策なしに、賃金だけを上げる政策を国がしているからです。

売上は自分で経営者が努力しろよ…。という事かも知れませんが…。

そうそう簡単ではないのです。

値上げをするのは簡単です。弊社の金額はこれからこうですよと宣言するだけですから…。

それに対して、お客様がついてこれるか?という話です。

理屈が通る内容であれば値上げはお客様にも通じます。

昨今の、物価の上昇に対して、経費がかさみ値上げをしなくては、今後お客様へのサービスをする事が困難です。という内容なら、何とか、お客様も納得するでしょう。

国の政策により、従業員に対して給料を増加させたいので、値上げさせてください。といって、お客様は値上げを納得するでしょうか…。

たぶん、よほど理解のあるお客様じゃなければ首を縦にふることはありません。

で、賃上げに対してついて行けない会社は倒産です。

倒産する会社が悪いという風潮がありますが…。今まで、お客様に対して安価な値段設定をして、かろうじて黒字が出てた会社が、強制的な賃上げで潰れるわけです。

お客様に対して優しい会社だったんですよ…。

逆に、どんどん賃上げしても潰れない会社。それが今美化されてますが、もともとそれだけ高く仕事を提供していたという訳です。

見方を変えると、どちらが良い会社なんでしょうかね…。

この問題は根が深く、これからますます大きな問題となりますよ。

良い会社だけが残れるわけですが、上記に書いた理由により、その財政的に良い会社は、お客様目線からすると高額な悪い会社かも知れません…。

残念なことに、これから将来、会社が生き残るためには、悪い会社にならざるを獲なくなります。

ただ、高い金額ではなく、金額に見合った品質を提供しなければお客様は納得行きません。そう考えると簡単に悪い会社にもなれないわけです。

従業員の賃上げ原資を確保するためには、既存の業務は品質を高めてお客様に納得の行く内容で値上げをする必要があります。または、利益率の良い、新事業に着手するか…。

これから先、こういった事も、よく考えて、仕事をしなくちゃなりません…。

特に、仕事の品質を高めることが重要です。この仕事なら、これくらい高くても仕方ないよね。というか、理想は、こんないい仕事してくれるなら、これくらいの金額は妥当だ。とならなければなりません。

飲食なんかはわかりやすいですよね。まずい物にそんな高い金額を払う人はいませんから…。値上げをするなら今よりも美味しい物を提供する努力も必要です。言い方がわるいですが、値上げをしたからお客様が来なくなったのではなく、単に不味いからお客様が来ないのです…。

と、言うわけで、これから先は、難しい時代に突入していきますよ。

がらじゃない…。

来週ですが、一宮市への寄附で表彰を受けることになりました。

私は、そういうがらじゃないので、代理で無理を言って専務に出てもらいます。

今回の寄附は、特別な事情がありました。

本年、能登を大きな震災が襲いました。

私たち、衛生社は、大きな災害時には、同業者の相互扶助、そして、地域の衛生を衛る為に、支援にかけつけます。

ただ、今回の能登の震災においては、環境省から、弊社が所属する団体に対して支援要請があり、弊社が派遣される予定でしたが、直前となり、大雪と被災した道路状況が酷すぎるということで、現地からの申し出で派遣は中止となりました。

私たち、衛生社は、普段は自分たちの地域の環境保全につとめていますが、大規模災害時には、行政からの派遣要請に基づき、支援に回ります。

常に、行きたいという思いはあっても、勝手な行動は混乱をうみます。

今回の能登の震災には、残念ながら、かけつける事はできませんでした。

直接的な支援はできなくても、間接的な支援(寄附)は、上部団体や、様々な団体を経由して、やれる範囲で行いました。

それとは別に、一宮市七夕まつりで、震災復興チャリティーとして、大きな被害を受けた能登の皆さんが出展していたブースで、能登の輪島の伝統工芸である漆器を購入させていただきました。

しかしながら、私のような凡人が手にし、扱う品物ではありません。

そこで、一宮市に購入した漆器を寄附いたしました。

何故かと言うと、復興ままならないなかで、一宮市の七夕まつりに出展している能登の人に対して、一宮市民も復興に対して応援しますよという気持ちを伝えたかったからです。

ガラにもない事をしてしまったゆえ、私は、今回の表彰には、出席しません。というか、当日、現場があって出席できないのが本音です…。

このつぶやきを読んでいる、従業員の皆さんには、どういう思いがあって、輪島の漆器を寄附したかという事を知っていただきたく、つぶやきました。

被災地は、さらなる災害を受けて大変です。

私たち、衛生社は、人の生命を衛るから、衛生社なのです。

他人事ではなく、自分たちの地域にも、いつ災害は起きるかわかりません。

そのときに、私たちを助けてくれるのは、全国の衛生社です。

衛生社は、普段汚い仕事をしているイメージではありますが、本来の目的は、速やかに汚物を排除し、清潔を保持することにより、人の生命を衛る=衛生に携わっております。

単に汚い仕事ではなく、そういう衛生という仕事をしているという事を、従業員の皆さんには理解していただくとともに、誇りをもっていただきたいです。

と、私らしくないガラにもない事を書きましたが、本当に衛生社は、普段煙たがられても、なくてはならない存在です。その仕事に従事していてくれる従業員を私は誇りに思います。

明日からも、一緒に、地域の環境保全の為に、頑張りましょう!

時代の流れ

あらゆる物が高騰しております。

今回、ごみ収集車を計画的に発注しなければならないと考えて見積りをディーラーからいただきました。

なぜかというと、納期が2年半かかるからです。

今すぐ、新車を発注しても、令和9年4月頃の納車ということです。

弊社は比較的に、予備車も豊富にあり、修理費が高額となり始める前に、車両は入れ替えていくようにしております。なので、他の会社に比べると余裕はあります。しかし、予備車が少なく、古い車ばかり使っている会社は、これから悲惨な目にあいます。車も古くなればその分リセールも悪くなります。そして、新車はディーラーから直接買うと1300万という恐ろしい金額となりました。

これからは、小規模な会社がごみ収集をやっていくことは、困難となります。ごみ収集車だけの問題ではなく、人が全く集まりません。弊社も求人をかけておりますが、恐ろしいくらいに、電話は鳴りません。

求人費の問題だけではなく、外仕事が敬遠されている事や、本当に若い人が減っていることが原因です。

アルバイト等は時給が高くなっており、1200円×7時間で8400円。月に20日働けば、16万となります。将来の事を深く考えていないというか、諦めてしまっている人は、アルバイトという選択をしてしまっています。

働くという概念自体が、現在の若い人と、昭和世代の私とは、かなり違っている気がします。

どちらかと言うと、真面目な子よりも、ちょっと不良よりな子の方が、働くことに一生懸命な気がします。

この時代の流れに、中小企業は、淘汰されていくことが予想されます。そうなると、生き残れる会社は人も入ってくるようになり安定した経営となる気がします。なので、ここ10年が勝負どころかなと考えております。

あわてても、人も車も手に入らないので、そういった事をきちんと計画的にしておかなければ、痛い目を見るということです。

足らなくなってからでは、もう手遅れなんです。

よく弊社は、人が沢山いていいね。と、言われたりしますが、将来を備えてやってきた結果が今あるわけですが、これからの時代の流れを考えると、もっと厳しい時代が来るなと考えております。

まぁ、私の現役時代は、なんとか乗り越えれると思いますが、そこから先の将来というのは、展望が雲で隠れて見えません。しかし、雲の中の晴れ間を見つける努力は必要です。諦めたら負けですからね。

個人的な話です。

次の選挙。自民党には、もう票を入れたくありません…。

と言いつつも、他の党を応援している訳でもなく、結果として自民党に入れるかも知れません。

今回の総裁選…。結果は、民意とは異なる訳です。

決戦投票で、石破さんが総理となったわけですが…。

民意では、高市さんでした。

これは、当たり前の事なんです。自民党は保守(右)なので、今回の総裁選で自民党支持者は保守色が強い高市さんに期待をするのは当たり前の事なんです。

もちろん、私もそうです。

なぜなら、石破さんは、一度、自民を離れています。さらに、日本の根幹である皇室の男系天皇制を女系天皇制への容認…。

高市さんは、保守であり、そして、真っ直ぐな人の為、アジア(特に中国)との関係性を考えると…。そういった考えで、最終的に、強すぎて負けてしまいました。

私からすると、日本国の領土を脅かす国に対して、強く物を申せないトップは、この国のトップにふさわしいとは、思いません。

いきなり戦争なんて、誰も望みません。が、あまりにも弱腰では、相手にナメられます…。

台湾の事に関しては、申し訳ないですが、私的には他国の事です。さらに、香港同様に、中国が自国であると宣言し、そのときに、世界各国が意義を申さなかった結果、今があるわけで、台湾も同じく、残念なことに中国領なのです。

ただ、民主政権である台湾を、共産政権である中国に実質支配をさせたくない。さらに言うなら、中国が太平洋に繰り出す為に邪魔をする(アメリカからの攻撃の防御ライン)防波線である第一列島線に台湾が大きく関わっている為、アメリカがそれを許さず、そして、日本を含めた第一列島線に近いアジア諸国は、台湾を中国に取られないように必死な訳です。

中国からすると、当たり前の権利を、日本、アメリカ等から阻害されている訳です…。

その中国と対峙できるのは、高市さんでしょう。だから、日本国民の民意としては高市サンがトップだった訳です。

が、様々な思惑により、決戦投票で石破さんになってしまいました。

そして、当初は早期解散しないと言っていたのに、結果は早期解散です…。

首相になった途端に、操り人形です…。

今回の選挙ですが、私の予想では、自民党の大敗です。

保守政党である自民党が、保守カラーではなくなり、さらに様々な面で腐敗してきている。

また、最大の支持層は高齢者なのですが、高齢者が高齢化しすぎて、選挙に足を運ばない…。当たり前で自民党が勝つだろうという油断により、必死に票集めをする野党の方が若い世代の票を集める気がします。

はっきり言うと、残念なことに、四十代以下の半分の人は政治に関心がないのです…。すでに諦めてる…。

政治を支えている選挙制度に足を運ぶのは高齢者です。特に自民党の支持層は七十代以上が約50%で、全年齢だと約30%です。と言うことは、高齢者が高齢化しすぎて選挙に足を運ばなくなり、無関心層である若年層の選挙に行かなかった人たちが腐敗した自民党にNOを突きつけたら…。

自民党は大敗してしまうのです…。

と、ここまで書きましたが、おそらく自民党の大敗はないでしょう…。なぜなら、結局、高齢者しか選挙に足を運ばないからです…。

にしても、私的には、ここのところの政治には、がっかりしています…。

この国の未来は、一体、どうなるんでしょうか…。

大きな誤解

小さな会社の方が施工金額が安いんじゃないか?と、言う大きな誤解。

お客様は、個人経営者や職人に直截仕事を依頼した方が安いんじゃないか?と、思っている節が、多々あります。

半分正解で、半分不正解です。

何故か?自社施工ができるか?できないか?が…。大きな違いなんですが…。

小さな会社や職人は、自分一人でその日の稼ぎを作らなければなりません。

簡単に言うなら、昨日仕事が0だったら、今日は倍稼がなせればなりません。

仕事量が安定してないのです。だから、稼げるときに稼ぐ。=高いのです。

忙しい会社は、逆に、お客様を待たせてしまったぶん、ちょっと安くしてあげよう…。とかなります。

あと、資本力の差による技術力の差がでます。

穴を掘るにしても、重機買えないとこは、手掘りとなります。か、レンタルしてくるか…。

資本力があれば、自社重機です。さらに言えば自社回送です。

穴を掘るにしても、人力と重機では、10倍くらい差がでます。

職人さんが10日で掘るとして、重機なら1日で掘れます。

そして、重機がレンタルではなく、自社重機であったら?

①職人さんが、25000円✕10人で25万円。

②職人さんが、重機をレンタルしたとして、25000円+35000円(重機+運搬車)

③重機と運搬車を持ってるある程度の規模の会社なら、25000円+20000円(重機と運搬車の償却費)

どれが一番安いですか?

と言う事です。職人や小さな会社よりも、大きな会社の方が安くなるんです。

ここで一つ注意が必要なのは、自社に施工能力&施工に関する資機材を保有していない大きな会社は、①と②に、自社の利益をオンしてくるので高額となります。

結論からすると、自社施工ができる中堅企業が一番安いかもしれません。=弊社です。(笑)

最近だと、SNSで、職人さんたちが、自分の技術の高さを自慢するようにアップしておりますが、本当に自信があるなら、どこの誰かわかるようするはずです。ほとんどが、どこの誰かわからないアカウントです。

裏を返せば、技術があると称していながら、自分の仕事(技術)に自信がないのです。

素人から見れば、確かにすごいことをやってるな…。と、思う部分はありますが、プロから見ると、そんなんは、当たり前だろ…。と、言う内容がほとんどです。

というか、匿名でSNSで有名になったところで、仕事の依頼来ますか?

自分の技術を売りにしてSNSから、直接集客するならわかりますが、匿名では、ただの自己満足です…。

おそらく自信がないのでしょう…。自信があるなら、堂々と社名でアップして、仕事を増やせばいいのです…。

最近、本当に増えています。自分の技術は高いんだぞ…。と、SNSにアップしてるのに、匿名な人…。

レベルが高けりゃ、黙ってても仕事がたくさん回ってきて、SNSにアップしている時間も無くなります。

毒を吐いてしまいましたが…。職人や小さな会社の方が安い。と、言う考え方は間違っているので、ご注意下さい。

新聞の意味

新聞とは、新しく聞く情報紙です。

昨日、レッドバロンの事を日記で書きましたが、今朝の各紙(読売、朝日、中日)に、記事が載っていました。

私が、昨日、仕入れている情報が今朝の新聞に掲載される…。

これは、新しく聞くではなく、すでに、過去の情報なのです。

新聞各社は、他よりも先に、新しい記事を載せるという宿命があります。だから、新聞なのです。

が、今は、新聞の購買数は減っており、仕入れた情報をすぐにネットに流してしまいます。

その結果、新聞でみる情報は、新しく聞くことではなく、さっき、ネットで見た記事となるわけです。

と、言うことで、新聞買う意味ありますか?

私は、毎朝、新聞を8紙(読売、朝日、中日、日経、産経、中部経済、公明、赤旗)読みます。

だいたい似たような記事なのですが、新聞社により、記事の書き方が、右より、左よりとなっております。

まぁ、マスメディアのほとんどは、ひだりよりなので、そういった見方をしなければ、国の政策を批判ばかりするひだりよりの人間になります。

マスメディアが、日本をクシャクシャにしてるのです…。残念ながら…。

まともなのは、読売と日経が、かろうじて中道だという事です。

この地域のメジャーな中日は、かなりひだりよりです…。

話がそれましたが、新聞を買う意味は、新しい事を聞く為です。

それが、先にネットに公開されては、新聞を買う意味はありません。

購買数が年々減り、ネット掲載による情報提携料や広告料で売上を保っているのだと思いますが、これにより、さらに新聞を買う意味がなくなります。

届いた新聞に掲載されている情報は、ネットに掲載された過去のものだからです。

これ、新聞と言えますか?

もう新聞と呼ぶのをやめて、読売情報、朝日情報、中日情報とした方が良いですよ…。

現在の新聞の利用価値は、地域のローカルニュースくらいです。ネットに流しても、全国的には意味はないですが、地域に住む人は気になるニュースはネットからは得られないので新鮮です。

そういった意味で言うと、新聞は、全国記事、世界記事をネットにしぼり、紙媒体は、ローカルニュースオンリーで枚数を減らし、安くする事により、配布数を増やした方が良い気がします。

おそらく新聞を読んでいる人のほとんどは、地域欄を気にしています。

私が、新聞社であったら、日本・世界・天気予報で2ページ、愛知県4ページ、尾張地区4ページ、地域経済2ページ、スポーツ1ページ、テレビ欄1ページくらいの新聞にします。

メインは地域のローカルニュースな訳です。

結論として、ネットで得られる情報を、お金を出してまで、紙媒体で買う人は、普通はいないのです…。

これから先の新聞は、どういう方向性で存続できるのでしょうかね…。

ヒゲのおじさん…。

バイクと言えば、皆さんはどこに買いに行きますか?

私は、若い頃から出入りしていた、SBS一宮に行きます。

親から仕事を継いでほしいと言われなければ、私はバイク屋になっていました。

というか、バイク屋になるのが夢でした。

まぁ、そんな事は、どうでも良いです。

中古のバイクを買いに行く。と、言うと、最初に思い浮かぶのは、ヒゲのオジサンマークのレッドバロンじゃないでしょうか?

その日本でトップクラスのバイク販売会社のレッドバロンが…。

アメリカ資本となります。

経済新聞で読んだ話だと、創業者のあとを継ぐ人がいなかった…。

そして、アメリカ企業への売却。レッドバロンは、非上場で、おそらくオーナー企業です。

だから、オーナーの意思で、売却先は決まってしまいます。

オーナーの目から見て、日本でレッドバロンを任せれる人がいなかったと言う事です。

もしくは、レッドバロンの価値を理解して買う人がいなかったという事です。

フェルナンデスは廃業で、レッドバロンは外資系…。

やはり、日本の将来は、人口減少により、仕事のパイは減るということなんでしょうかね…。

大きな会社がこのような状況です。弊社のような小さな会社は、これからの将来…。

真剣に、私としても、将来は不安です。

何が一番の不安かと言うと、現在弊社で働いてるスタッフの雇用の維持です。

経営者は、自社に魅力があれば、買い手はあります。

が、その先、買った相手は、スタッフをどのように扱うかは?

経営権を手にした人は、私と同様に、強肩をふるえます。

が、長年経営に携わってきた人間は、一緒に働いてきたスタッフを会社の利益確保といえども、簡単に扱うことはできません。

それが、経営トップが、一緒に汗水たらして働いてきたスタッフという関係が構築されていない場合…。どうなるでしょう…。

はっきり言いますが、日本人のように、義理人情は大切にしません。

資本主義だからです。日本は資本主義と言いつつ、実態的には社会主義というか共産主義です。

なので、年功序列終身雇用で、チームが一丸となり社会の波を乗り越えてきたわけです。

これが、完全なる資本主義になった場合、訳にたたない人材は…。

私としては、レッドバロン…。

国内のバイクメーカーで譲り受けをしていただきたかったです。

もう新たなバイクを買うことが、おそらくないであろう、私はさほど問題視しておりません。

が、これからバイクを買おうとしている人には、資本が変わるということは、とても重要です。

だってですね…。車検がない国ですよ。

日本は、車検制度があり定期的にきちんとしたメンテナンスを受ける訳です。

これが、日本では常識でも、世界では…。車検制度がある国は少ないのが実態です。

外資系ばかりになると、車検制度も…。

ちなみに、高速道路のバイクのスピード制限や、二人乗り。これが認められたのは、アメリカのハーレーダビッドソンの圧力だと言われております。

それくらい力があるのです。

まぁ、嘆いててもしょうがありません。

私としては、これからのレッドバロンは信用がならなくなった…。

ソレだけです。

市場の縮小

もうずっと前からわかっていた事ですが、純粋な日本人の人口減少は、一気に、加速度的に進みます。

これは、予期できないことではなくて、予期できる事です。

実は、すでに、その影響は出始めています。

新型コロナの影響により…。と、マスキングされていますが…。

人口減少により、急激に国内の消費は下がって行きます。というか、下がっているんです。

下支えしてるのは、海外からの旅行者と、海外からの就業者です。

と言うことで、何が言いたいか?と言いますと、時代に合せた商売です。

これからは、自分は仕事を拡大しようと思っていても、社会情勢的に確定している人口減少に目を向けなければ、商売は失敗します。

当たり前の事なのです。昔みたいに、結婚して新しい土地を買って新しい家を建てる必要はないですよ。

高齢者が住んでいた家が、その後住む人もいなくゴロゴロと出てきます。

土地の値段は、どんどんと下落しますよ。そうすると、売却価格✕歩合の不動産屋さんは、ガタガタと崩れていきます。

まぁ、もともと、他人の土地を売り買いして、一攫千金の商売なので、普段から汗水垂らしている商売ではないので、生き残りは厳しい世界です。

もちろん、私たちのような、生活サービス産業においても、人口が減れば、売上は減っていきます。

すでに、減り始めているんですがね…。

ただ、時代のニーズに合せた仕事は依頼がきます。

今だと、遺品整理や家財処分や解体ですね。

縮小していく時代だからです。

ありがたいことに、遺品整理・家財処分・解体は弊社の得意とするところです。

  1. なので、今は、業績がよいです。

こうなるだろうと思って、山をはったので、今は成功しています。

そして、次の時代?

これが、私には、今のところ読めません…。

人口減少したあとに、どういう事にニーズがあるのか…。

これを読めるか?読めないか?で、次の時代の商運が決まります。

本来であれば、すでにそこに目を向けて投資しなければなりません…。

が、今のところ、私には、次の未来をよ即する能力がありません。

人口減少化の波は、これから、おそらくですが、概ね15年程続きます。

そこの予想はたてており、ニーズもなんとなくわかっています。

だから、この先、15年は心配する必要はありません。

が…。その先です…。

全く今のところ、私の頭では、読めていません…。

どうすれば、会社が生き残れる仕事を確保できるか?という重大な問題が私の頭の中には、今のところ、浮かんで来ません。

先が、見えないのです。

15年後の未来を読むためには、もう少し時間がかかりそうです。

これが早めにビビッと頭に入ってこれば良いんですがね…。

遅れると、たぶんですが、弊社は潰れます。

極端な言い方しましたが、潰れないとしても、縮小路線になります。

仕事は波があり、時代背景により、確実にニーズが変わってきます。

簡単に言うなら、流行です。ジーパンが流行る。チノパンが流行る。綿パンが流行る。下手したら…。ノーパン…。(ごめんなさい…。)

生き残る為には、社会情勢にあわせて、カメレオンのように変化しなければなりません。

過去の成功に凝り固まった経営者は新しい仕事にチャレンジしません。だから、残念なことに企業の寿命は平均20年となります。

社長が、勢いありピークなときに、時代の流れを読み、あたった商売も…、時代の変化とともに、ニーズはなくなります。

簡単な話してますが、日本のこれからだと、人口が減少した分、仕事=売り上げは減ります。当たり前のことです。

そこが、これからの、経営者の大きな課題です。今までは、人口が増えて、消費が伸びる時代でした。これからは、人口が減少して消費が減る時代です。

単純な話ですが、人口の減少率と企業数は比例します。これは、当たり前の事なんです。

じゃ、どうしたら良いかと思いますか?

この答えも簡単なんです。

お客様に選ばれる会社になればよいのです。

答えはとても簡単なんですよ。

しかし、これを実現することはとても難しい事です。

私、ひとりが頑張っても結果は全く出ません。

従業員の全員が頑張らなくては結果は出ません。

当たり前ですよね。私はとってくる金額は多いかもしれませんが、直接対峙するお客様の数は限界があります。だから、従業員の全員が頑張らなくては、この先の一宮中部衛生は存続できません。

ここは、はっきり断言しますが…。誰かが何とかしてくれるという甘い考えは捨てなければなりません。

これから、本当に厳しい、人口減少の世の中となります。

篩にかけられる訳です。もちろん、弊社は生き残ります。が、みんなの頑張りがなければ雇用の維持は困難となり縮小路線となります。

もう少し先の話ですが、危機感を持たなければなりません。

時代は一気に変わります。気づいた時に手遅れで、倒産…。

そんな事にならないように、経営者だけではなく、従業員さんの頑張りや知恵がこれから大切になる気がします。

未来は僕らの手の中

私の大好きな歌に、ブルーハーツの「未来は僕らの手の中」と言う歌があります。

まぁ、そんな事は、どうでも良いのですが…。

今日、久しぶりに、バック・トゥ・ザ・フューチャーを見ました。

今、見ても、とても面白い映画です。

もう何回も見てるんですがね。

デロリアンがかっこいい。そして、ドクが好きです。(笑)

この映画を見て、考えさせられるのは、過去の行動が、未来にとても大きく影響するという事です。

その当時は気づきませんでしたが、今になると、現在の自分は、過去の自分の行動の結果と言うことが、よくわかります。

バック・トゥ・ザ・フューチャーを改めて見ると、本当に、よく分かると思います。

両親が出会わなければ、私たちは生まれて来ません。

それと同じように、子どもたちも、今の伴侶と出会わなければ生まれて来ません。

それは、当たり前なんですが…。

今の自分は、過去の自分の行動が形成したものなのです。

あの時、あの場所で、違う選択肢を選んでいれば、今のあなたは、今とは違う訳です。

未来というのはそういう事です。

過去の自分の行動により、今が決まるわけです。

だから、今の行動が、未来を決めます。

未来は僕らの手の中

なんですよ。

そうやって考えると、今を大切にしなくてはいけないな…、と、思います。

未来が明るいか暗いかは、今の自分が決めるわけですから。

終わっている建設業界

今朝の中日新聞にて、能登半島の公費解体において、解体時に発生した金属を指定の処分場所に搬入せずに、売却して利益を得たことが問題となった記事がありました。

私的には、そんな事はどうでも良いのですが、それを行った会社が6次下請け業者だという事です。

建設業では、重層下請けが問題となっており、今回の多重下請けは6次下請け…。

国が是正しようとしているはずなのに、公費解体で6次下請けまで入っているとは…。

国は何をやっているんだか…。

通常、元請け業者は、1割の利益は必ず確保するのがの通例です。

例えば請負金額が100万とすると、2次業者は90万、3次業者は81万、4次業者は73万、5次業者は66万、6次業者だと60万となります。

6次下請け業者まで行くと、もともとの100万で契約した工事に対して、4割中間搾取され、60万の施工内容となります。その結果は、ずさんな工事内容です。

総合建築一式工事であれば、下請けの多重構造はまだ理解ができます…。

しかし、今回のような専門工種である解体工事に関しては、下請けに対して施工は丸投げとなるのです。そこに来て6次下請けまで階層が下がるとその品質は最悪なものとなります。

少し前の岐阜市役所の解体工事でも、まさかの不法投棄が行われました。あと、施工内容も問題となりました。公共工事で不法投棄が行われるような事は、建設業界は本当に終わってるな…。と、思います。

解体工事は、本来専門工事なので、請け負った会社が直接施工をするのが本来です。もしくは、最低でも、2次下請けまでで辞めとかないと品質は確保できません。

実際、解体工事は、本来であれば、他の工事に比べて、騒音・振動苦情や、安全面といった部分で非常に施工技術を要します。

そこは、責任を下請けに任せて、元請けは逃げたい部分です。なので、大手のゼネコンなども、自社本体では、解体は請け負いません。必ず、下請けの解体専門業者にふるわけです。

そういった事を考えると、解体工事は、解体専門業者に直接依頼をするシステムに切り替えって行った方が良いのです。

中間搾取で請負金額を減らされる為、適正な人件費も確保できず、建設業界は人手不足となっています。

これは、発注者側にも問題があります。自社での施工能力がない元請け業者に仕事を依頼するからです。

はっきり言うと、これは、民間工事よりも公共工事に多いです。

今回の例だと、100万の発注額に対して、実際に施工する6次下請けは60万で工事する訳です。そこで利益を残そうとすれば、ルール無視の違法な工事になるに決まってます。

あと、一番の失敗は、解体工事連合会が窓口となっている点です。この組織は、加入業者がとても少なく、本来、大規模災害時の対応ができる規模では残念ながらないのです。だから、6次下請けまで降りていってしまうのです。

今、能登半島に集まってるのは、地元では仕事の取れない解体業者です。暇してるくらいなら安くても良いから仕事を確保しに出稼ぎに行こう。

その結果は、今回の新聞記事にあったような施工内容です。

これは、誰が悪いと思いますか?

請け負う方の問題だけではなく、はっきり言いますが、発注者です。

ましてや、多重下請けを問題としている行政が発注者なのです。

だから、建設業界は終わってるんです。これは、建設業界も悪いですが、発注者である行政の姿勢によるものです。