ビジネスマンは即断即決

トランプさんが、アメリカのトップになりました。(影の支配者は別として…。)

トランプ大統領は、ビジネスマンです。その結果、就任直後に、自分が発信した公約をどんどんと、自分の手にした権力で剛腕をふるい実現しています。

まさに、アメリカです。アメリカの大統領です。

これが、日本だと…。公約実現せず…。周りの様子見…。

選挙で公約を掲げ、その公約を信じて、国民は票を入れているのにも関わらず…。日本はその公約がかなわない…。または、実現まで時間を要します…。

政治は別として、ビジネスにおいては、タイムイズマネー…。時は金なり。

少しでも、決断を躊躇したら、相手に先を越されます。それがビジネスです。

お客様にしても、仕事は早ければ早いほうが喜ばれます。

モタモタしてたら、仕事を失う。それがビジネスです。

日本人は、ビジネスにおいて慎重になりすぎる部分があり、成果とつながらない事が多々あります。そして、結果として、出遅れてしまい、それまでに賭けた経費が無駄に終わる…。よくよくある日本のビジネス体系がこれです。

新型コロナのワクチン…。日本で開発しようとしてましたが、日本の場合は、無理です…。許認可に時間がかかりすぎますから…。

車の自動運転にしても、日本はトップレベルのはずなのに、実用に至らず、海外では既に自動運転のタクシー等も稼働しています。

ビジネスというのは、やはり、一番先に市場に提供した人が、その分野の大半の利益を手にする事ができます。

あたり前なんですよ。徒競走で、ヨ〜イドンから5秒遅れてスタートして、徒競走に勝てるわけがありません。

これが、1日遅れ、1か月遅れ、1年遅れだとしたら、その差は…。

何が言いたいか?

トップに立つ人間は、慎重な事も大切ではありますが、ここぞという時は、即断即決しなければ、ビジネスの成功を得られないという事です。

これは、持って生まれた性格に左右される部分も大きく影響します。

社長というのは、誰でもなれます。が、成功する社長というのは限られます。

持って生まれた、社長としての資質。言うならば器もあるのです。

もちろん、努力で何とかなる、部分もあります。

が、経営と言うのは、半分はセンスなのです。

ちなみに、私は、五黄土星…。

大きな成功を手にするか、大きな災いを巻き起こすか?この両極端な性質なのです。

五黄土星は、物事の中心に位置して、そして、まわりを腐られる協力な力がある星です…。

まわりの人は、私を信じて、腐らず付いてきてくれることを、祈ります。

そうすれば、ますます、それが私の力と成ります。

もちろんですが、私は皆さんにいただいた力は、自分のためではなく、私に力をかしてくれた、まわりの人に還元したいと思います。

そういう性格が、五黄土星なのです…。

SNSの時代

ここ最近、つくづくSNSの時代なんだと、思いました。

弊社ですが、当たり前で、このホームページがあります。

ですが、営業時間外のお客様からの緊急の連絡は、SNSからのダイレクトメッセージから来ることが多くなりました。

SNSと略してますが、正式には、Social Networking Serviceです。簡単に言うと、インターネット上で、人と人がつながる、情報を共有する事を目的としたネットサービスです。

このSNSを、現在は、企業も情報発信の為に、使用しています。

以前は、ホームページが一番重要だったんですが、現在は、SNSの方が情報発信の大きなツールとなっています。

なので、多くの企業は、SNSの管理を外部に委託したり、SNS専属の社員を、雇っています。

ちなみに弊社は、私が時間があって、ネタがあるときに、SNSにアップロードしています。弊社のSNSとしては、フェースブック、インスタグラム、X、シュレッダ、ティックトックがあります。

弊社の立ち位置としては、あんまりくだけた内容は、公共の仕事もしている為、アップロードする事を控えています。

SNSは炎上する事も多いので、なにかあった時に問題とならないように、フェースブック以外はあくまでも、一宮中部衛生社長個人のアカウントと記載しております。が、ネット上では公式SNS化されております。

実は、SNSがはやる以前、この私のつぶやきも炎上した事があり、市長さん宛に苦情が入り、閉鎖しろと市役所から言われた事があります。もちろん、辞めませんでした…。が、その問題となったつぶやきは消しましたがね…。

と言うように、弊社の場合だと、なぜか?市役所に苦情が行くので、SNSは結構危険なんです…。

だから、なにかあった時に私が責任取れるように、社長個人のSNSとしてあります。ちゃんと、プロフィールに書いてありますが、アカウント名が一宮中部衛生にしてある為に、公式扱いされております。

SNSは、面白い内容にすれば、爆発的に閲覧数は増えます。実はこれは簡単なんです。面白くすればよいので…。

でも、これをやったところで、仕事は増えません…。認知度は上がるかもしれませんが、仕事にはそんなにつながらない訳です。

ただ、私たちよりも若い世代の人たちは、この会社どんな会社だろう?と調べる時、SNSで検索するんですよ…。

だから、これからの社会的には、SNSがない会社は中小企業と言えども、オワコンなんです…。

本当に、連絡手段は、ホームページではなく、SNSのダイレクトメッセージが増えてきています…。

困った事に、私が運営しているので、私が気付かなければ放置…。です。

まぁ、運営担当者は社内で作ったとしても、その人間が気づかなければ放置となります。そういった事で言うなら、24時間仕事体制の私の方がお客様への対応は早いかもしれません…。

じゃあ、なぜ中小企業がSNSやらないか?と、言うと、やってる暇がなかったり専門的な知識がない…。そして、それの運営をプロに任すと、月額で安いところで30万…。きちんと管理して集客につなげれるようなところだと100万近く運営費がかかります。

というわけで、私は、仕事してないように思えるかもしれませんが、SNS等にも時間を割いているんです。

本当は、もっとガンガンSNSやっても良いかな〜。と、思う部分もあるのですが…。

公共関係をやっている都合上、他の企業に比べて、やれる事に限界があるのが残念です。

しかし、弊社のSNSは、他の企業よりもかなり古い時代から運営しておりますので、意外と認知度はあるんですよ。

たぶん…。一宮市内の主だった企業の中では、一番古くからSNSの活用をしています。

なかなか会社の宣伝をするということは、難しい時代になってきました。

やはり、こういった事は、若い人の方が柔軟で良いかな〜、と、思います。

久しぶりに凹んでます…。

今日は、久しぶりに現場で上手く施工できず、かなり凹んでます…。

配管作業なのですが、どうやっても標準的な施工方法では、配管ルートが確保できず、強引な方法で納めてきたのですが、通水チェックをしたら、やはり不具合が…。

明日の午後から、一人で手直しに行ってきます…。

ただですね。漏れる確率が高いのが分かっているので、通水チェックをしました。

これを怠ると、お客様に引き渡しをしてから、水漏れ…。となります…。これだと大事です。

やはり、施工後の確認は必要なのです。人がやることなので、失敗は絶対にないとは言えないのです。だから、確認作業は重要です。

今回のように、怪しいな…。と、思う時は尚更です。

自信がある人ほど、この確認を怠ります。そして、大きな問題となる事があります。

逆に、私のような未熟な人間は、失敗を恐れる為に、確認をしっかりします。

確認作業で失敗に気づき、自分で手直しすることが、成長につながります。

が、久しぶりの失敗なので、結構、凹んでいます。

さらに…。急に忙しくなってきたのですが、その忙しいなか、手直しに時間を割かれる訳です…。これは、凹みます。暇だったら、全く手直し程度は問題ないんですがね…。

ここから2か月程度、私はおお忙しいです。うれしい悲鳴なんですが…。

とにかく時間がありません…。

明日からも、お仕事頑張ります!

どんどん厳しくなります…。

ため息しかでません…。

弊社の仕事は、車を使う仕事です。バキュームカー&ごみ収集車が主力事業なのですが…。

燃料費の高騰が、著しく…。このまま行くと、来月は燃料費で1000万超えるかも…。

これは、大きな問題なんですが…。

単に値上げで解消すれば良いという単純な話ではありません…。

私たちが、強引な値上げをして、困るのはお客様です。

現在の物価高騰は、企業も影響を受けてますが、お客様も受けております。

そんな中で、なかなか簡単に値上げとは行かないのが現実です。

その結果、昨年は、倒産件数が増えました。今年も同じくでしょう…。

生き残るためには、効率を良くするか?値上げしかないのです。

が、値上げは、相手がある事なので、簡単にはできません…。

人から機械に移行できる業態の会社は、何とかする余地はありますが、弊社のような、マンパワーが必要な会社は、本当に厳しいです。

これからは一気に中小企業の倒産は増えます。

人口減少により、仕事は減り、コストはあがる…。

これを何とかするのが、社長の私の仕事です。

だから、非常に心苦しく、常にストレスがたまります。

何とかしないと、利益は確保できない…。何とかしようと思うと、頭を使わなければならない…。

私は、まだ、若い経営者なので、何とかしようと頑張りますが…。

高齢な経営者だと、もう…。辞めようかとなるわけです。

その結果が、廃業です。

統計として出てくるのは、倒産件数ですが、それ以上に廃業数は多い気がします。

とにかく、生き残る為には、まず、売上を上げなければなりません。

とても厳しい現状です。

この厳しい状況のなか、期待したいのは、同業者の組合組織です。

組合として、市町村の意見を聞くということも、たまには必要です。

これから厳しい時代となりますが、何とか会社をまもりたいと思います。

今、日本の製鉄会社がアメリカの製鉄会社の買収で大きな問題となっています。

雇用の面で言うと、買われようとしているアメリカの製鉄会社は、このままだと破綻…。日本の製鉄会社への売却で生き残りをかけております。

じゃ、売れば良いじゃないか?と、ほとんどの人が思っているんですが…。

頭の良い人は、これを許すわけにはいかないのです。

日本というか、大和、和の国が大きく変化したのは、大陸から製鉄と稲作が伝わってからです。縄文時代の事ですが…。

それまでは、銅を使い、狩猟と自然生えの食べれる食物を得る原始的な生活でした。

鉄と稲作が、日本を変えたのです。

日本は、塩分の含まれた海水に囲まれてる島国で、塩には困りません。

ですが、太古の昔、国力というのは、鉄と塩でした。

鉄は、さまざまな形あるものの近代化。そして、塩は、人が摂取しなければならない貴重な栄養素(栄養素というより、料理をより良くする味)です。

この鉄と塩が、国力なのです。

特に鉄は、平時では貴重な物質ではないのですが、戦、戦争となれば、武器や防具になる貴重な素材です。

だから、鉄は国力なのです。

武器や防具に限らず、経済の日本の屋台骨である自動車産業においても鉄は必須です。

そういう背景が分かっていれば、自国の製鉄所を他国の資本下に置くという事に対して、YESかNOか?

答えは簡単ですよ。NOに決まってます。

日本は、馬鹿なので、もともとは、大陸から来た製鉄技術ですが、自動車産業の中国市場での発展を狙い中国に進出し、結果として、中国に対して、真面目な日本人の製鉄技術はコピーされることになりました。

結果、中国で安く生産される鉄が、中国の製造業を強くし、製造業で世界を覇権する事になったのです…。

鉄は国力であるというのは、昔からの当たり前のことであり、アメリカが自国の製鉄所を日本の資本下に置くことはありません。というか、ありえません…。

さらに日本は敗戦国です。アメリカのプライドが敗戦国の日本に製鉄所を譲るような事はありえません…。

今の日本人は、残念なことに、こんな当たり前の事に、疑問を抱きません…。

残念ながら、進出した国に、乗っ取られるのです。

鉄から逸れますが、私がびっくりしたのは、亀田製菓です…。

既に、日本の会社と言うのも怪しいのです。

生産地も中国になりつつあり、最高責任者は日本人ではありません…。

これからの日本の企業は外に出るか?外から攻められる?そういう過渡期です。

そんな時に、大国であるアメリカの製鉄所の買収…。

自分の国の過去や未来を見据えると、誤った選択だと私は思います。

国力である鉄を、賢い国が日本に譲ってくれるような都合の良い話はありませんよ。

スキー場の現在

一昨日は、次男とスキーをしに、ひるがの高原スキー場に行ってきました。ここが我が家のホームグラウンドです。家から高速に乗って1時間ちょっとで着くことができる非常にアクセスが良い為です。ひるがの高原のサービスエリアにスマートインターチェンジが出来た為、本当にアクセスが良くなりました。以前だと、鷲ケ岳のスキー場の方が近かったんですがね。

で、スキー場なんですが、どうでしょうか?日本人は4割程度、その他は外国の人です。

昨年までは、中国の人が多かったのですが、今年は中国の人と同数程度、フィリピンやベトナムの人を見かけました。

スキー場は、大型観光バスだらけなのです。日本の雪を楽しむツアーが存在するのか分かりませんが、本当に外国の人だらけです。ほとんどがツアーの初心者が多いんですが、他にも外国の人で何度も来てるなという初心者じゃない人も見かけます。

ただですね…。正直、どこの国の人たちというと問題があるので書きませんが、真面目にリフトの乗車待ちで並んでいる日本人の横をどんどんと縁からすり抜けて追い越してリフトに乗る国の人がいます。ストックでどついてやりたくなります…。まぁ、なんとなくどこの国の人かは想像がつくかと思いますが、日本人は完全にこの国の人たちに舐められてるな…。と思いました。

将来的に、この国の人たちがわが物顔で、日本の国土を踏み荒らすんじゃないかと真剣に心配になります…。

以前のつぶやきで書いたんですが、これから海外から日本にやってくる観光の目的は、都心部ではなく田舎の自然目当てとなっていく事が予想されますが、上記のようなモラルやマナー違反により観光問題も増える気がしてなりません。

日本人だと当たり前のモラルやマナーを身につけていない異国の人が増えすぎるのもどうかなと思います。

特に、子どもを連れて行っている時に、ああいうマナー違反があると悲しくなります。子どもからすると何で、誰も注意しないんだろう…。となる訳です。

観光地の人たちも、お金は稼げると思いますが、もう少し海外からの観光客にマナー違反の注意はしてもらいたいな…。と、思いました。

せっかくの楽しいスキーが日本人が楽しめないのは…。スキー場に限らずいろいろ問題がこれから出てくるでしょうね。

運がつく

新年あけましておめでとうございます。

毎年のことですが、元旦の早朝は、真清田神社に年始の安全祈願に行きます。まぁ、毎週、日曜日に安全祈願の為に参拝してるんですがね。

元旦は、奮発して、お賽銭は1万円です。普段は、毎週1000円のお賽銭です。あと、月初めは、お稲荷さん(三八稲荷と冨島稲荷)も回る為、3000円使います。

なので、年間にすると、元旦に12000円、月初めに3000円✕11か月、週に1000円✕52週で、トータルすると10万円くらいを真清田神社にお賽銭として奉納している事になります。

当たり前ですが、領収書はでないので、自腹です。でも、これで少しでも社内が安全であるのなら、私はそれで幸せです。

もちろん、社内安全だけではなく、家内安全もお祈りします。

で、早朝に真清田神社を参拝したあとは、会社でアライグマのお世話です。ここで、運がつきました…。アライグマのウンチを新年早々、新しい靴で踏みました…。

さらに、夕方、市役所からの通報で、公園の漏水とつまりがあり、酔っ払っていたので、子どもに運転してもらい現場に行ったのですが…。

ウンチまみれ…。

今年は、新年早々、ウンチを踏む現場ばかりでした。

幸先いいです。だって、ウンチを仕事にしている会社ですからね。

という訳で、本年も、みなさんよろしくお願い申し上げます。

明日は、次男とスキーに行きます。緊急作業がありましたら、専務経由で、振り分けますので、社員の皆さん、ご協力をお願い致します!

物価変動について

令和6年度は、何かと物価高騰が騒がれました。では、実際にどうなのか?ということを検証していきます。

まずは、消費者物価指数です。2020年を基準とすると約10%物価が高騰しているということになります。

それに対して、賃上げ率はどうでしょうか?2020年を基準とすると大企業は約13.5%、中小企業は約11.5%となります。という事は、消費者物価よりも賃上げ率の方が高いということになります。ですが、残念なことに法定福利費(支給額×15%)が引かれることを考慮すると手取り額は、大企業で約13%、中小企業で約11.3%となります。一応、物価の高騰よりも賃上げ率の方が上回っております。上手に出来てますね。

次に、企業物価指数とサービス物価指数についてですが、企業間の取引、特に製造業においてどれだけ取引が増加したかというと、2020年を基準として企業物価は約25%の上昇、サービス物価指数では約9%の上昇となります。逆の見方をすると製造業などの物を売る商売は、25%値上げをして、サービス業のサービスを提供する商売は9%しか値上げができていないわけです。

製造業においては、仕入れの高騰もありますが、25%の価格転嫁が進んだわけですが、サービス業においては9%しか価格転嫁が進んでいない事になります。

2020年からの4年間で、サービス業は必要な物のコストが25%あがり、従業員に支払う賃金も11%上がっているのに、9%しか価格転嫁ができていないのが現実です。

実際のところ、特に飲食等のサービス業が苦境に立たされております。価格転嫁が進まないうえに、働く人が足りない。ようは単純に売り上げが足らないのです。そこに追い打ちをかけて、コロナ禍に借りてしまったゼロゼロ融資の返済です。また、世の中の構成が変わりました。飲食の儲けで大きな部分は、アルコールです。そのアルコールを飲む人が激減しているのです。

直近の統計がないのですが、お酒の消費量は、平成5年をピークとして、令和2年では-25%となります。私の予想では、令和6年時点では-30%あたりになっているかと思います。年々、お酒を飲む人が少なくなっているのです。簡単に言うとお酒を飲む人が高齢化してお酒の消費量が少なくなり、さらにこれからお酒を飲めるようになる若い世代の人口の減少によりお酒の消費量は年々下がります。実は、これはお酒の消費量と同じく、外食においてもおおむね同じような消費量の下がり方をしていく事が予想されます。外食で調子が良いのは、インバウンドによる外国人が訪れるお店くらいで、その他は、人口動態により、確実に消費は減ります。

この問題は、飲食に限らず、人口が減るという事は、弊社のような生活関連サービス業を含め、サービス業全体が縮小していくわけです。縮小していく業界の方が、価格転嫁が進んでいないという事が大きな問題です。

好調であったインバウンドに関しても、これから先は、日本に来る目的は買い物ではなく、日本という素晴らしい自然環境を見にくる。まさに観光にスライドして行きます。宿泊施設等は潤うと思いますが、都会の百貨店等で高額な物を買う観光客は減って行くことが予想されます。チャンスとしては、都心部ではなく、これから観光客が増えるであろう自然豊かな田舎の方でしょうね。特に新幹線がとまるアクセスの良い田舎は、インバウンドの海外旅行客を上手く集める事ができれば地域活性化のチャンスとなります。歴史ある神社仏閣や、景観の良い自然文化資産に人は集まります。日本は北から南まで、風土も景色も違い、食べ物も違う。そして治安の良い観光地です。

本来であれば、自動車産業を屋台骨とした製造業での日本の復興を期待したいですが、どうもそれは現在の世界情勢を見る限り難しそうです。日本と同じく工業大国であるドイツが、日本よりも先に厳しい状況を迎えています。自動車産業が電気自動車の参入により大変革時代を迎えようとしているからです。まだまだ電気自動車は、と思っているかも知れませんが、発展途上国においうては、エンジン自動車よりも開発が簡単な電気自動車の方が自動車業界への新規参入で有利なのです。現在は、少し元気がないですが、電気自動車でいうと中国がだんとつに強いというか安いです。何故かというと、バッテリーの仕組みが違い安価だからです。先進国はプライドがあり、中国で採用されている安価なリン酸鉄のリチウムイオンバッテリー(LFP)ではなく、従来からの高額な三元系のニッケル・コバルト・マンガン(NCM)を使っている為、バッテリーにコストがかかり過ぎ、中国の電気自動車に比べてコストがかかり過ぎているのです。

結局消費者というのは、安くて良いものがあれば、そちらにスライドして行きます。文房具屋さんで1000円で売ってるハサミと100円均一で売っているハサミ、多少切れ味は違いますがどちらを買う人が多いかというと・・・。

高く売る為には、高いお金を出す価値がなければなりません。にも関わらず、日本の自動車業界は認証不正であったり最近はブランドをそこなうような事態が起きています。

だいぶ話がそれてしまいましたが、来年以降も物価の高騰は続く気がします。日本においては消費量が減っていき売り上げを値上げでしかカバーできないからです。ようは価格転嫁です。価格転嫁が進むことにより、賃上げができます。逆に言うなら賃上げする為に価格転嫁しなければなりません。この連鎖により、当分の間は、物価高騰が起きます。そして、その先に、物が高くなり過ぎた時に、安価なサービスに消費者が流れることにより、やっと物価高騰が止まるのではないでしょうか?

実を結ぶ。

年末、残すところ、本当にわずかというところで、社内でパンデミックが起きました…。

インフルエンザによる社員の欠席は14人です。ちなみに、私も頭が痛いです…。

ごみ収集は、静脈インフラであり、休む事はできません。

だから、たとえ、社員が14人休んでも、仕事は止めれない訳です。

通常の会社であれば、社員が、14人もインフルエンザで休んでしまったら、会社は回りません…。

私は、社長になってから、休める会社を目指し、人を増やしました。

その結果が今にあります。人をたくさん雇っているので、会社の利益は低く成りましたが、安心して休める会社となりました。

まぁ、今回のように、14人も休まれると、流石にきついですが、それでも会社は回ります。

休める会社にするという事は、そういう事なんです。

社員の1割が休んでも回る会社は、意外と世の中には無いのです。

なぜかと言うと、本来の最低限の人数が、会社にとっては一番利益が出るからです。

だから、経営者は、ギリギリの人数で、そして、安く人を集めようとします。

これは、経営者としては、正解なんです。財務的には…。

ただ、働く側から見ると、休めない会社となります。

ギリギリの人数でやっている会社の方が賃金が高いという誤解があります。

ギリギリの人数で会社を回そうとするケチな経営者が社員に対して賃金を増やすと思いますか?

なので、結果としては、利益率が高い大きな会社の方が、休めるし賃金が高い会社なのです。

大企業がまさにその通りで、中小企業は、人が足らなく、休めず賃金が安い…。

だから、中小企業には、人が集まらないのです。

かと言って、中小企業で、余剰に人を抱えて、賃金も高く…。できるわけがないですよね…。

その結果、中小企業は、人が集まらず廃業となります。

生き残るためには、最低限必要な社員数+1割を雇える体力=利益が必要な訳です。

これは、中小企業にとっては、簡単な事ではありません。

単純に人を雇うために、売上を2割程度増やす必要があり、かつ余剰人員の仕事も作らなければなりません。

全てがバランスよく行くと、結果としては、会社の経営は+となり、さらに、休める良い会社になります。

そんな会社は、世の中に、なかなかありません。

なぜかと言うと、経営者は利益を追求するからです。

が、これからは、経営者は、いかに会社を存続させるか、人が集まる会社にするかと言うことに注力しなければなりません。

ここの考え方を替えなければ、ほとんどの中小企業は人が集まらず廃業となります。

来年からは、この人手不足による倒産は一気に加速します。

同時に、もう少しすると大企業が業績不振により一気にリストラをする事が予想されますので、そこまで耐えれれば、生き残れます。

わかりにくい、つぶやきをしましたが、現在、中小企業はどこも存続の危機です。それは人手不足による問題です。しかしながら、今までグローバルで日本を支えて来た自動車産業が、これから一気に衰退します。言い方を間違いました。衰退ではなく無人化省力化です。私の予想では、これから製造業は無人化がどんどん進み、そこで働く人は、サービス業に移行されます。その時まで、生き残れれば、中小企業も何とか生き残れる気がします。

経営者というのは、常に、頭を使わなければなりません。

今ではなく、未来を見なければ、経営はできません。

短期的な目線では、利益の追求だけになるからです。

会社が存続するのは、恒久的に、社会に貢献し、社会から認められ、仕事を受注することができるからです。

短期的な利益追求だけでは、会社(社会の裏返し)は、淘汰されます。当たり前なことですよね。

世の中(社会)に必要とされない会社は、当たり前で生き残れません。

春夏秋冬

今日、漫画で春夏秋冬について書かれていました。吉田松陰さんの留魂録からです…。

私の中では、春夏秋冬というと、泉谷しげるさんなんですが…。

吉田松陰さんの留魂録では、「今日、私が死を目前にして、平穏な心境でいるのは、春夏秋冬の四季の循環という事を考えたからである。

つまり、農事で言うと、春に種をまき、夏に苗を植え、秋に刈り取り、冬にそれを貯蔵する。秋、冬になると農民たちはその年の労働による収穫を喜び、酒をつくり、甘酒をつくって、村々に歓声が満ち溢れるのだ。この収穫期を迎えて、その年の労働が終わったのを悲しむ者がいるというのを聞いた事がない。

私は三十歳で生を終わろうとしている。

未だ一つも事を成し遂げることなく、このままで死ぬというのは、これまでの働きによって育てた穀物が花を咲かせず、実をつけなかったことに似ているから、惜しむべきことなのかもしれない。

だが、私自身について考えれば、やはり花咲き実りを迎えたときなのであろう。なぜなら、人の寿命には定まりがない。農事が四季を巡って営まれるようなものではないのだ。

人間にもそれに相応しい春夏秋冬があると言えるだろう。十歳にして死ぬものには、その十歳の中に自ずから四季がある。二十歳には自ずから二十歳の四季が、三十歳には自ずから三十歳の四季が、五十、百歳にも自ずから四季がある。

十歳をもって短いというのは、夏蝉を長生の霊木にしようと願うことだ。百歳をもって長いというのは、霊椿を蝉にしようとするような事で、いずれも天寿に達することにはならない。

私は三十歳、四季はすでに備わっており、花を咲かせ、実をつけているはずである。それが単なる籾殻なのか、成熟した栗の実なのかは私の知るところではない。

もし同志の諸君の中に、私のささやかな真心を憐れみ、それを受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種子が絶えずに、穀物が年々実っていくのと同じで、収穫のあった年に恥じないことになるであろう。」

上記なのですが、私としては、どうもこの四季=死期と重ねている気がします。

吉田松陰さんは、人生には四季があると書いてありますが、死期があります。

問題なのは、死期は、病気であれば悟ることができますが、予期せぬ事故では悟ることができません…。

今の平均寿命で言えば、15歳までが春、30歳までが夏、60歳までが秋、61歳からが冬でしょうか…。

ただ、誰しもが、このような人生を歩む訳ではありません。

人生の一番隆盛なピークがどこで来るか?は、自分の気の持ちよう次第な気がします。

歳をとっても、今がピークだ。または、これからまだまだやれるという人もいるだろうし、俺は歳とったからもうピーク終わったなと諦める人もいます。

吉田松陰さんは、春夏秋冬と言いましたが、人によって夏で終わる人もいるし、若くして亡くなれば春で終わる人もおり、一生が秋の人もいるかも知れません…。

人の人生というのは、人それぞれで、他者から見て成功をしていても、自分では納得がいかなければ、自分の中では成功していないのです。

人生は私の中では、簡単に四季でまとめられる物ではないと感じております。

ちなみに私は、今、秋くらいですが…。

挑戦したいことに関して言えば春です。そして、仕事に関して言えば夏〜秋に移ろうとしています。寿命はわからないので…。髪の毛は、秋から冬になろうとしています…。

なんか、あやふやなつぶやきになりましたが、人生というのは、波があります。必ずしも春夏秋冬でない気がします。

晩年、とんでもなく春を迎える人もいるはずですし、若くして経験したことのない冬を迎える人もいるはずです。

わかっていることは、誰しもが平等に死を迎える事です。そして、そのタイミングはわかりません。

なので、日々を、一生懸命に悔いがないように過ごせると、幸せな人生が送れる気がします。

悩む時間が一番無駄です。悩む時間があるなら、それをいかに楽しむ時間に変えれるように、いち早く悩みは解決したほうが良いです。

常に幸せであれば、死ぬ瞬間も、いい人生だったな…。と、自分で思える気がします。

ちなみに、私は、今、仮に死んでしまっても、子どもの将来以外は、全く気になりません。

とても楽しく日々を生きており、それは、周りの人によるもので、感謝しかありません。

ひょっとすると、これが今年最後のつぶやきになるかも知れません。

みなさん、良いお年を!