失敗の報告

ありがとうございます。失敗を報告してくれて。

変な話しなのですが、社長の私の耳には、失敗はなかなか耳に入りません。なぜなら、怒られるという先入観があるからでしょう…。この文章だけ読むと、私が怖い社長だとお客様に思われるかも知れませんが、自分で言うのも何ですが、専務と自分の子供以外には滅多なことでは怒りません。

失敗の報告が、なぜ、ありがとうなのかと言いますと、次に失敗しないようにする解決策を考える事ができるからです。

人間は完璧ではありません。ミスをする生き物なのです。誰でもミスをします。

ミスをした時に、怒鳴ったり、叱ったりしても、全く将来には活かせません。ミスを隠すようになってしまいます。それどころか、常日頃から心を開かなくなります。ミスをした本人を成長させるつもりで叱るのかも知れませんが、大きな間違いです。犯人扱いされた人の気持ちはなかなか晴れません。

ミスをした人は、たまたま、ミスをしただけです。私が教えてなかった、または、私自身が知らなかったのです。ですから、ミスした人に責任があるのではなく、ミスした時に、報告をしてくれる人に感謝します。

ミスは、次に同じミスを起こさないようにする為にも、ミスの詳細を教えていただく必要があります。

なので、ミスをした時は、隠さず、私に報告してて欲しいです。じゃないと、口だけの安全第一で、会社を本当の意味で言う安全第一で、明るい職場にできません。

ミスをした人を叱って犯人扱いすることは、あってはいけないことです。ミスを教えてくれた事に感謝し改善していくのが本来の正しい姿です。叱って犯人扱いしても、ミスは減らないどころか、どんどん増えます。

失敗は成功の元、しかし、失敗について叱るのではなく、失敗した理由を追求しなくては、成功にはつながりません。

失敗は、すべて私の責任です。私が教えてなかったか、私自身が知らなかったから。なので、昨日は、失敗を報告していただきありがとうございます。

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