現在使っている清掃ダンプの2t車が年式的にかなり傷んできており、新しく清掃ダンプを購入することとなりました。
清掃ダンプというのは、通常のダンプと違い、あおり(側面の板)が高くなっております。ダンプというと土を積むイメージですが、清掃ダンプはゴミを積むためのダンプです。あおりの高さは、そのトラックの最大積載量を考慮して、作ってあり、標準のあおりの高さは、土を積んだ時の高さを想定したものです。
ちなみに、土の比重は、1立方メートルにつき、約1.8tくらいです。ちなみに、清掃ダンプは通常の雑ゴミの比重、1立方メートルにつき0.25tくらいを目安に作られています。今、作ってもらっている清掃ダンプの容積は、だいたい6立方メートルです。ゴミを積んだ状態で6×0.25で、1.5tとなるわけですね。
が、この清掃ダンプに土を仮に積んでしまうと、6×1.8で10.8tも積めちゃうわけです。2t車に10.8tも積んだら、もちろん過積載ですね。積載オーバーは車も傷みますし、事故の危険が非常に高くなります。まったくブレーキも効かない状況になってしまいます。というか、2t車に10tも積んだら、それ以前に走行すらできないと思いますがね。
ということで、深いあおりの清掃ダンプは、車検証の記載も土砂等積載禁止と表記されます。もちろん、車体にも土砂等積載禁止の表示がされます。
それにしても、この清掃ダンプのあおりですが、ダンプメーカー(新明和や極東)で製作すると非常に高いです。なので、弊社のおつきあいをしているディーラーというか、弊社もここで常に、修理なんかもお願いするんですが、地元の個人の熔接屋さんに、製作していただいてから、陸運局に登録をしに行きます。
大きな工場でもなく、本当に個人の熔接屋さんですが、すごい技術力です。高い技術力があれば、こういう箱を製作することができるんですね。
塗装をしていただき、納車されるのが楽しみです。
はじめまして。
優しい文章に引き込まれ、すべて読んでしまいました。
稲葉の物置…そうなんですね!覚えておきます(^q^)
木曽川アピタの東の方の焼き肉屋サン、探して行ってみたくなりました。
…田中社長サマ♪密かに応援します!
コメントありがとうございます。
びっくりしました。読んでいただいている方が見えるとは・・・。
今後ともよろしくお願いいたします。