アイプラザ

昨日は、アイプラザ(勤労福祉会館)の運営の民間委託化の説明会に参加してきました。

公共の施設を委託化することを指定管理と言います。一宮市内では、地域文化広場、エコハウス、テニス場、木曽川体育館、児童館、としよりの家、大野極楽寺公園、光明寺公園等がすでに指定管理制度により民間にて管理されています。

アイプラザはもともと愛知県の施設で、愛知県が運営をしておりました。しかし、採算があわないということで、閉鎖となりました。閉鎖となったあと、本年4月に一宮市がアイプラザを譲りうけました。

昨日の説明会に参加し、内部を見学してわかったことなのですが、ホール、小ホール、複数の会議室、複数の和室、体育館等が設備としてありました。思ったより、利用価値がある施設でした。かなりの費用を投入して作られた施設だと思います。

行政の運営ではなく、民間のアイディアなら、うまく運営できると直感しました。

 

昨日の公募説明会に参加した企業は、ほとんどが一宮市外の業者です。そして、かなり大きな規模の企業も参加しております。行政への自社の提案(プレゼンテーション)があるわけですが、提案を専門にしている社員等もあり、みなさん、弁がたちます。

ただ、私が思うのは、これは一宮市の施設であるということ、愛知県の施設でもなく、国の施設でもない、一宮市の施設です。

できることなら、市民の目線、そして一宮市に法人市民税として還元でき、市民の雇用の手助けにもなる、一宮市内の企業にて運営していくのが理想的だと思います。

しかし、残念なことに、こういった施設の公募に、一宮市内の企業はなかなか手をあげません。どうも、しり込みしてしまうようです。確かに、中小の企業には、提案業務を専門に行うスタッフがおらず、提案時の発言もしどろもどろといった感じになるでしょう?選定委員の方は、学識経験者や弁護士、会計士、市職員等から5~10人くらいの場合が多いです。私も以前、他の物件でプレゼンテーションをしたことがありますが、学識経験者の方に、むちゃくちゃなこと、ほぼ暴言に近いようなことを言われたことがあります。(あなたに管理できるのか?)やる前から、くしゃくしゃにされます。非常に嫌な思いをしました。市内の中小企業にとっては、専門スタッフがいないということは大変不利なことです。

できることなら、まず、商工会議所等を通して、一宮市内の中小企業にチャンスをあたえて、手をあげる企業がなければ、一宮市外の大手の企業による公募を実施していただきたいものです。

弊社も、どこか一緒に手をあげていただけるところがあれば、一緒にチャレンジをしたいのですが・・・。単独では、難しいですね。

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