本日は、朝一番、自宅の浄化槽の法定検査に立ち会いをしました。
浄化槽は、①清掃(汲取り)②保守点検③法定検査の実施が法律で定められています。
自動車に例えるなら、
①清掃は、自動車を走らせるうえで、かかせない、燃料の補給や、オイル交換やタイヤ交換等の必ずしないと、不具合がおきるものです。※浄化槽の汚物を汲取りしないとそのうち汚物がパンパンにつまって使えなくなります。
②保守点検は、ユーザー使用者による自主点検です。自動車の場合は、本来、乗車する前に、ウインカーが出るか、エンジンから異音が出ていないとかを点検する必要があります。乗ってて気づく程度の異常です。※浄化槽の場合、使用者の方に点検を実施してくださいと言っても、専門的な知識がない為、点検ができません。そこで、弊社等の点検業者に委託をします。
③法定検査は、自動車でいうところの車検です。法に定めた検査項目に従って、細かい項目までチェックをします。①②が不良であれば、もちろん③の法定検査は受かりません・・・。
正直、法定検査の実施をはじめて目にしたのですが、やはり我々の点検とは、目のつけどころや検査の内容が違って新鮮な感じがいたしました。また、タブレットを利用した近代的なシステムで、顧客情報や検査結果をその場で閲覧や登録していたことに驚き、感心しました。そういう時代なのだなと。ただ、顧客情報の流出等が怖いなとも思いました。もちろん、ログイン時にパスワード等を利用してセキュリティー面はしっかりしていると思いますがね。
お客様から、よく法定検査を実施しなくちゃいけないかとお問い合わせがありますが、今日、自分の目で見た感想だと、法定検査は保守点検と内容がやはり異なるので実施をした方が良いと感じました。・・・。法律で定められた検査だから、した方が良いじゃなくて、しなければいけないですね。