モンチッチ

東京の葛飾区に、あらたなご当地マンホールが誕生。

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私たちくらいの年代には、懐かしい。モンチッチです。

キティちゃんより、人気あったんじゃないでしょうか?

町おこしの為に、下水道のマンホールまで、ここまでやるんですから、すごいですね。

けど、東京のような都会は別として、全国的に見ると下水道事業は、整備にお金がかかりすぎて、すごい借金だらけです。一宮市は、830億以上の負債をかかえています…。これから、人口減少時代です。集合処理である下水道をあらたに整備する事は、時代に逆行しています。個別処理である浄化槽の時代なんですがね。

人口減少化時代。新築の建設もアパートの建設も過剰となって来ています。

ただ、建設業界、不動産業界は、建物がたち、土地が売買されなければ仕事になりません。人口減少時代にあって、インフラ整備や開発は本来なら必要のない状況です。これから、10年後には空き家だらけになります。

土地の安価な郊外の宅地に安価な建売が建つことにより、今度は老朽化した市街地は空洞化していきます。本来なら、市街地の方が駅も近く便利なのですが、土地が高い為に、なかなか再開発が進みません。まばらに宅地化されていく郊外にインフラ整備の予算を使うより、市街地の土地の売買に補助を出して、再整備をした方が、あらたなインフラ整備もなく経済的ですし、市の中心部が活気づくことの方が私は良い気がします。今、安価な土地の宅地化を若い世代を誘致する為に各市町村が力を入れています。宅地を無闇に広げない為に調整区域があるのですが、そこを行政がくしゃくしゃにしています。これ以上の開発は人口減少を迎える将来にとって、道路の修理、水道の修理、下水道の修理が広範囲になることや、通学範囲の広域化等を考えると、私はあまり良くない気がします。

確かに、若い方を誘致したいという気持ちはわかります。