8月の13日、14日は、弊社のし尿と浄化槽、事業系ごみ部門はおやすみとさせていただきます。
8月号の広報に掲載されておりますが、衛生処理場の定期点検整備に伴うものです。
それよりも、驚いたことが…。5月のごみの量が前年対比で341トンも減っています。
1日あたり、10トン以上ごみが減っているのです。
ごみが減るという事は、環境的に喜ばしい反面、消費が行われていないという事です。
一宮市は、人口は多少の減ですが、なんとか横這いで、他の自治体にくらべると、大幅な人口減少には至っておりません。
それに対して、ごみの量がこれだけ減ると言う事は、市内での消費活動や生産活動がされていないという事かもしれません。
市外で働く人が多く、ベットタウンだからでしょうか?
もしくは、高齢化が加速しており、高齢者の消費活動が活発ではないか…。
廃棄物は、消費活動に対する指標になります。
特に、イベント等の盛況具合は、排出される廃棄物の量で、判断できます。
ゴミが減ることは環境的には、非常に良い事です。しかし、経済活動の面から見ると、少し不安になります。
まぁ、大量消費の時代は終わりを迎えるのが正解かも知れません。
ミレニアル世代と言われる若い方たちは、私たちの世代と違い、物に対する執着が少ないと聞きます。本当に自分にとって価値のあるものを選ぶ。とても良い事だと思います。
商売をするうえでは、これからの時代の先を読まなければなりません。
そういった意味で、これからのミレニアル世代の人たちと高齢化が重要な鍵となる気がいたします。