発電機を買った理由

注文していた発電機が届きました。

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もちろん、弊社には、発電機はどうでしょう?十台近くはあります。

しかし、今回買ったのは、かなり大型の物です。キャスターがなければ人力では動かせません。

この発電機ですが、100ボルトと200ボルトの両方を発電する事ができ、発電量も一般的な家庭に供給されている電力量程度は楽にまかなえます。

この発電機、普段は工事で使う事もあるかも知れませんが、今回導入した本当の目的は、災害時における会社の予備電源です。

起きない事を祈っていますが、災害発生後において、弊社を含めて廃棄物に携わる企業は、災害発生廃棄物等に対処していかねばなりません。そこで事務所機能が損なわれないよう最低限の電力を確保する必要があります。こういったことをBCPと言います。

BCPとは、Business Continuity Planの略で、事業継続計画のことです。
地震や台風等の自然災害をはじめとした緊急・重大な事象が発生したときに、企業が事業を継続し、あるいは中断しても短期間で再開できるように、常日頃から計画し備える事を言います。
災害は起きなければ本当に良いです。しかし、起きてしまった時、一宮中部衛生は何も機能していない…。それでは、地域の環境衛生を守るという弊社の社会的な企業責任を果たすことができません。
弊社が重機やトラックをレンタルではなく自社保有する理由も、災害時のガレキ除去等や、廃棄物の処理を手伝う事を想定しております。
大きな災害時に中小企業の弊社にできる事は少ないと思いますが、少しでも地元に貢献して創業からの恩返しを市と市民の皆様にしていかなければなりません。それが、50年以上環境衛生事業を営まさせていただいている弊社の使命であり、私の仕事だと思います。