令和の始まり

令和の始まり、特別な日なので、出社前に真清田神社に日本の平和と家内安全と社内安全を感謝してきました。

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何とか人がいないタイミングで写真を撮りましたが、今朝は早朝から真清田神社はすごい人です。いつも止める駐車位置には、すでに車が止まっておりました。

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早朝から、こんなに駐車場が混雑しているのは、お正月を除くと初めての経験です。家族連れで参拝に多くの人が訪れていました。新しい令和という時代が平和な時代となる事をほとんどの人が想っていて、真清田神社にお願いに来ているのです。

逆に言うと、それだけ新しく迎える令和という時代がとても難しい時代だという事です。

日本においては、生産年齢人口の減少、超高齢化社会、異次元緩和された金利の維持が大きな問題です。世界においては、アメリカと中国という大国の経済の悪化が懸念されております。

日本を含め、先進国が成熟期のターニングポイントを迎え、これから衰退期に突入して行くのです。上り坂が永遠に続く事はありません。必ずいつかは下り坂を覚悟しなければなりません。今は、頂上付近の比較的なだらかな部分にいますが、そのなだらかな部分を過ぎると、一気にうわっと思う下り坂を体感することになります。

これからの時代が下り坂になる事は、すでに避けられない現実です。下り坂となっても、力強く足を踏ん張って堪えなければなりません。その為に世の中の経営者は必至になって知恵をしぼっております。

令和は、わかりやすい正解が得られない時代となる気がします。何もしない事はもちろんダメですが、これをこうすればおそらくこうなるだろうという過去の経験に基づいた予測が立てにくい状況となってきます。

一番間違いのないことは、下り坂にあわせて、力を抜いて、下を見る事が負担がかかりません。10~8、そして8~5になることを痛みを伴わずに計画的に実施する事です。しかし、これをすると下り坂の傾斜がさらに急激にきつくなっていきます。そして、いずれ0を迎えることになるのです。

そうならない為には、大変な苦労があるかも知れませんが、下り坂の上に、平坦なステージを作る。理想は下り坂に無理やり上り階段を作る事です。これには、すごくパワーがいるでしょう。結果として、ごくわずかな平坦なステージや希少な上り階段にいる人と下り坂を転がり落ちる人との経済格差が起きます。経済格差が起きないように、頑張って作ったステージや階段を壊しにくる可能性もあります。

世界一の経済大国であったアメリカが現在では中国と経済を肩を並べる事となり、世界のバランスが変わろうとしています。アメリカ、中国、そして日本も、下り坂に入っている事をごまかす為に、大量に紙幣を発行し、借金を重ねて、無理やり経済を維持しています。この借金はいつか大きな問題となります。限界は喉元まで来ています。ここで、私だったら・・・。借金から逃れる為に、新たな国際通貨を考案し、今の通貨を紙切れ同等の価値にしてしまい、借金をなかった事にしてしまうでしょう・・・。すると現行の紙幣価値がさがり、スーパーインフレとなります。

スーパーインフレの時代の先は、通貨のなかった時代、物々交換の時代が待っています。すると物を取り合う戦争の時代にまた戻ってしまうのです。そんな訳はないと思っているかもしれませんが、なぜ、平和な世の中なのに世界各国が軍事に莫大な予算を費やしているか。備えなければならないからです。

とても嫌な事を書きましたが、これを防ぐ手立ては、経済の回復しかありません。それができるのは、商売人です。世界の商売人とそれをささえる社会人すべてが頑張らなければなりません。

というわけで、一宮中部衛生としても、令和という新時代、ますます今以上に頑張る必要があります。そして、子どもたちにつらい思いをさせてはいけません。その為に大人が頑張る必要があります。