最近、工事やリフォーム系のコマーシャルで流行りの合見積りを2、3者とって下さいという、お決まりの台詞…。
本来、お客様は、その会社が好き?というか信頼していて、見積もりを依頼する訳です。
そのお客様に対して、最初から精一杯の提案と料金を提示するのが、本来の商売です。
また、業界の相場という物があります。業界の相場を崩すと、業界全体が疲弊してしまいます。コストの削減は結果として、自分の会社の社員に払う金額が、安くなってしまいます。
また、合見積りが出てきて、値段を下げますよは、とても汚いやり方です。
合見積りが出てこなければ、高い値段設定かも知れませんよ。
頭がよいやり方何ですが…。どうも、気にくわないです…。
このお決まりの台詞。最近では、行政でも市民に対して、合見積りをとって下さいという始末…。
まぁ、公である行政が、ここがいいですよと、斡旋する事は問題があるかも知れませんが…。
実は、よほどのぼったくり会社でなければ、仕事の金額って、さほど変わらないのです。適正に見積もって、お客様に契約していただける金額を狙って提示してるので、普通であれば、原価+原価に対する利益が10%とした物です。この10%がなければ会社は存続できません…。
問題なのは、下請けをコロコロ変えて、安い値段を提示する会社です。あまりに、下請けに対する値段がひどいので下請けがついていけなく、コロコロ変わるわけです。下請けも単価がないのでやっつけ仕事になります。
こういった大手と仕事を比べられる合見積りが私は大嫌いです。できる事なら、合見積りは辞退したいです。大手はやり方が汚いからです…。
合見積りをとる必要がない、お客様が選んでいただける会社になれると良いなと思います。