あなたの居場所はどこですか?
すっと、答えれる人はとても幸せです。
それが、家庭であったり、学校であったり、ひょっとしたら、形のあるものではなく、趣味や心域であるかも知れません。
人が不安になる事は、居場所が無かったり、居場所を失いそうな時です。
今、多くの人が、新型コロナウイルスにより居場所を失いつつあります。
私の居場所は、家庭と会社。
会社を昼間の居場所として働き続けている社員の為に、居場所を守らなければなりません。
今、当たり前の居場所も、今回の新型コロナウイルスのような、ちょっとしたきっかけで基礎が傾く事を今回学んでいます。
弊社のような永年の経営で基礎の下が岩盤のように強固な歴史のある会社でも、今回の新型コロナウイルスによる影響が出ています。
軟弱な地盤に立っている新しい会社では、今回の新型コロナウイルスは倒壊の危険性があります。
これから発展していく新しい会社を居場所としている人はとても不安ではないでしょうか…。
何にしても、会社という組織は、社長が物事を決めなければなりません。
休業を決める会社、営業を続ける会社、社員を解雇する会社、社員を休職する会社、融資を受ける会社、廃業を決める会社。
今、多くの会社の社長が決断を迫られている状況です。
半年前には、ほとんどの社長が予想をしていなかった事態となっています。
このままの状況が、あと半年続くようだと、計り知れない社会情勢となります。
しかし、経営者は最悪の事態を想定して備えておかなければなりません。それが経営計画でもあります。
みんなの居場所を失わない為に、世の中の社長は今が一番頑張らなきゃいけない時だと思います。政治や他人に助けを求めるだけではなく、社長が考え素早い行動を起こさなければなりません。会社は社長の決定があって動いているという事を忘れてはいけません。
自分も改めて、社長という立場の責任を感じています。
とにかく、新型コロナウイルスが早く終息する事を祈るばかりです。