弊社が、木造解体工事をしている事は、ご存知でしょうか?
おかげさまで、結構、受注が増えています。
弊社が、解体をできるという事が、浸透すれば、一宮市内の解体工事の弊社のシェアはかなり伸びる事が予想されます。
これは、何故か?
解体業者は基本的には、一回きりの仕事でリピートがある仕事ではないからです。
解体をしようと思う人以外は、町中で解体をしていても、どこの会社がしてるのか?なんていちいち気にしていません。
解体業者が、市民権を得るのは、非常に困難だと言う事です。
実は、新型コロナウィルスの影響は、様々な消費の減少を招いており、解体ももちろんです。
そこで、何が起きているか?
仕事が、忙しかった時は、自社施工の他、下請けとしてトルコの人たちに解体を、お願いする解体業者がほとんどでした。
新型コロナウィルスの影響で仕事が薄くなり、自社施工部隊をまわすだけの仕事量しかなくなりました。
そして、トルコの人たちに仕事を出さなくなった結果、業界のタブーである、元請け飛ばしが始まっています。
解体は、一回限りの仕事で、とにかく値段が優先です。ハウスメーカーや不動産業者の解体費用を抑えたいニーズに、元請け飛ばしのトルコの人たちの解体が合致してしまいました。
この流れはこれからもっと加速します。
もともと解体業者のほとんどがあまりエンドユーザーに名前が浸透していない為、トルコの人たちも日本人の解体業者も、同じ立ち位置なのです。
同じ立ち位置である為、結果、選ばれるのは値段です。
そして、少々乱暴なやり方ではありますが、値段が安いトルコの人たちの解体が選ばれるのです。
弊社の強みは、一宮市内での知名度です。他の解体業者さんたちが必死で獲得したいエンドユーザーに対する知名度が、もともと弊社には備わっています。
弊社の直接顧客、エンドユーザーは市内に3万世帯以上あります。各種工事は、このエンドユーザーからの直接の依頼がほとんどです。
ただ、直接顧客のお客様に、弊社ができる事がまだまだ浸透してないのが、現実です。
そういった理由で、SNS等で、宣伝をうちます。
3万世帯というのは、一宮市の世帯数の20%強です。
長年のお付き合いをさせて頂いているお客様に弊社が解体工事ができる事を知っていただけたら、どうなるか?
これが、弊社の解体工事のシェアがどんどん伸びている理由です。
弊社には、営業マンという言葉は存在しません。あえて言うなら私のネット広告のみです。
遺品整理や解体工事は、これからの高齢化社会において、需要が高まる成長分野だと思われます。そこに目をつけて、どんどんと新規参入が増えています。競争率が高くなってきているという事です。そうなると、嫌でも価格競争が、発生します。
残念ながら、これから木造解体業者の未来は暗いです。成長分野ではなく、新規参入業者の乱立による業務の減少と価格競争により厳しくなります。
どうすれば、エンドユーザーと直接契約が結べ、適正な工事金額を維持できる信用と付加価値が得られるか?そこをとことん追求しなければ、木造解体業者に未来はありません。
今までと同じスタイルでは、駄目だと言う事です。
他の解体業者と同じやり方、同じ設備では選んでいただけないのです。
弊社が木造解体工事をしている理由は、改めてですが、
弊社、と言うか、私は万が一、この地域に災害が起きた時、この地域の災害廃棄物を処理するという責任があります。その為に、万が一に備えて設備を増強しています。他の解体工事業者さんとの一番の違いは解体工事を手がける理由です。
新規参入が乱立する、これからの木造解体業者は、そこに何らかの他とは違う目的があり、他との差異がなければ生き残れないような気がします。