ため息が出るほどです…。

ここに来て、ミスリード…。

会社の責任は、すべて社長の責任だと、常に言っておりますが…。

現在、非常に、社業は厳しい状態です。

円安や、紛争による急激な企業物価の高騰が、ここまで会社の業績を悪化させるとは…。

もう、ため息しか出ません。

荷主に対して、燃料費の価格転嫁ができない中小企業の運送業者に対する補助が騒がれておりますが、弊社のような廃棄物収集運搬業者も多くのトラックを使用しており、経営悪化は同様です。

社員は、普段と同じように仕事を遂行しているわけであり、責任は全くありません。

責任は、やはり社長にあるのです。

燃料に限らず、浄化槽に使う消毒剤等も凄まじい勢いで値段が上がっています。工事資材に関して言うと、一番よく使う塩ビ管等は、すでに、1.5倍を超えています。もちろん産廃の処分料なども高騰しております。

以前から言っておりますが、これからは、物価が高騰していき、値ぎめできなければ企業は生き残れないと、このブログに書いておきながら、今、自分がその生き残れない状態に陥っております。

いつまでも、この状態を続けるわけにはいきません。

何故なら、値ぎめできない企業は、生き残れないからです。

不思議な事に、こんな状態であっても、値下げ交渉をしてくる取引先があります。大きな企業です…。

もちろん値下げに巻き込まれるよりも、私としては、撤退です。

値下げで味をしめる経営者は、ますます値下げ交渉をしてきます。

こんな時期に、さらに安い金額を提示する同業者の社員さんは、かわいそうだなと思います。だから、人が定着せず求人ばかりかけているのでしょうが…。そんな人手不足にもかかわらず、弊社の規模が請けるような大型案件によく手が出せるな…。(笑)と言ったところです。

ついつい、ぼやいてしまいましたが…。

これからは、とにかく値ぎめ出来なければ生き残れない。

目先の仕事を価格競争をして安く請けても、社員が疲弊するだけです。

とても厳しい状況ですが、厳しい厳しいと口に出しているだけでは何も変わりません。

社長としての仕事をする時が来たなというところです。