人を育てる事は、とても難しいです。
自分なら当たり前で出来る事を、やってほしいと伝えても、相手は、理解しておらず出来ないからです。
特に、職人と言われる仕事に携わる人間は、人に教える事が、どちらかと言うと、苦手です。
結果、若い奴は使えない…。と、なるのです。
その結果、若い人が、育つことなく、意味もわからず怒られて、職人の道から外れてしまいます。
これは、大きな問題であり、将来的に職人不足となる要因です。
目で盗め…。という時代ではなく、優しく丁寧に教える時代…。
正直、面倒くさいですね。昔ならやる気のある人間は、黙っていても、先輩の仕事を盗み、先輩が出来ない新しい技術を習得するのが当たり前であったのですが…。
私自身が、職人なので、感が悪く覚える気がない人間を育てることには抵抗があります。
しかし、経営者としての目線で言うなら、若い人間を育てれない管理職を責めなければなりません。
会社が未来永劫経営を続けていく為には、技術の継承は必須なのです。
教えるのが面倒くさいのは、私自身が思います。
そこを乗り越えて若い人に技術を継承していかなければ、会社の未来はありません。
これからは、こういった事も、大切にしていこうと思います。