ブルーカラーの絶滅

今、建設従事者がどんどん少なくなっていると話題です。これを国はAIやデジタル化の導入により、打破しようとしているようですが・・・。

これは、まず無理でしょう。建設業の仕事にAIやデジタル化を導入することにより、工事の効率化をはかることは可能です。しかしながら、肉体労働者も必須なわけです。若い方がAIやデジタル化の担当者として入社してくれる可能性はありますが、肉体労働者としての入社希望者は絶無なわけです。

少し前に、どこの誰がどのようにアンケートをとったかはわかりませんが、若年層に対しておこなったアンケートで、将来の就職先でブルーカラー(肉体労働)を選ぶ人の割合は1%に満たなかったようです。

アンケートなんかにいちいち協力しない、不良な層の数値が未知数であることが、唯一の希望でしょうか?ようは、一般的に学校を卒業して社会に出ようとしている若者はブルーカラーは選択枝にないということです。

ちょっと勘違いしたブルーカラーに憧れている不良な層と、全く勉学ができないという個性を持った層がブルーカラーに流れてくるのです。

そもそも、人口統計的には、出生率が急減しており、子どもの数は減っております。玩具と言えば、トイザラスが頭に浮かぶと思いますが、トイザラスは日本からの撤退を決めました。その後は、ドン・キホーテが事業を継承するようです。昔は、結構個人のおもちゃ屋さんがありましたが、今はどうでしょうか?もうほとんど見かけなくなりましたよね。なぜなら、お客さんである子どもが減ったからです。

まぁ、本質的に困ったことは、このブルーカラーが世の中を支えている部分の重要性です。私たちのような環境衛生社は街を綺麗に保つことにより衛生面を守る。建設業者は、インフラ整備や災害復興等でのハード面から生活を支える。ともに、とても重要な仕事というか責務がありますが、両者ともにブルーカラーである肉体労働です。

社会の構造というのは、不可逆性が存在します。ある一定のところまで進んだときには、もう元には戻らないということです。地球の温暖化による気候変動なんかは、おそらくもう元には戻せません。それと同様にですね。日本の人口減少を起因とするブルーカラーの人材不足。これももう修正は無理なところまで来ているのです。とっくの昔から現場で実際に働いている人たちにはこの問題はわかっていたことですが、もう諦めていたのです。国まで、この問題を重要視し始めたということは、時すでに遅し・・・。

ということで、結論としては、これからブルーカラーの会社はバッタバッタと倒れていきますよ。すでに兆しがあります・・・。